こんにちは。春日部アカデミー塾長の福地です。
今日は、皆さんもきっと一度は思ったことがある疑問についてお話しようと思います。
<目次>
勉強は、なぜしなくてはいけないのか?
これをお読みの皆さんも、この疑問を一度は感じたことがあると思います。
実際私も、この仕事を長くしてきて、生徒から聞かれたことは一度や二度ではありません。
たしかに、こう聞いてくる生徒の気持ちも分かります。
さほど面白くもない勉強なんて、やる意味あるの?って思いますよね。
それでも、勉強はしなくてはいけません。それは何故でしょう?
私は、この答えは1つではなく複数あると思っています。
ここからは私の持論なので賛否両論あるかもしれませんが、最後までお読みいただけると嬉しいです。
では、1つずつお伝えしていきたいと思います。
その1 義務だから
これを言ってしまうと元も子もない感じですが、
この国では少なくとも小中学校の9年間、決められた教育を受けることが義務になってます。
つまり、そうすることが、決まり、ルールなのです。
でも、ただ単に「ルールだから」という理由だけで勉強をするのは、精神的に相当無理がかかります。
そこには別の理由付けが必要になってきますが、大丈夫。勉強する理由はこれだけではありません。
その2 進学や将来のために必要だから
すみません、これも正論すぎて面白くないですね。けれど、これも立派な理由です。
特に、受験生や資格試験の勉強をしている人には大きくうなずいていただけると思います。
しかし、受験はまだ先の話、または将来の夢は特に決まってない人にとっては、
いまいちピンと来ない、というのが本音かもしれません。
その3 できることが増えるから
たまに授業中に、「先生、これって大人になって使うんですか?」と質問してくる生徒がいます。
たしかに、教科書に載ってることが全て大人になっても使うことだとは限りません。
しかし、こういう考え方もできます。たとえば・・、
・英語 → 使えなくても日常生活はできるけど、今の世の中、使えた方が断然有利です。
・数学 → 日常生活で関数や乗法公式なんて使わないけど、数学的な処理能力は生活を楽にします。
・国語 → 普段使ってる日本語をしっかり勉強することで、コミュニケーション力が高まります。
このように、どの教科にもそれを勉強するメリットがあります。その教科で学ぶ知識や能力を身につけることで、できることが増えていくのです。
逆に知らなかったせいで損をしてしまう、大きな失敗をしてしまう、なんてこともあるかもしれません。
できることを増やすことは、生きる力を身につける、ということかもしれないですね。
その4 考える習慣が身につくから
結局のところ、学生時代に勉強をする一番の理由はコレなのではないかと思います。
世の中には、正解が無いこと、または、何が正解かをまだ誰も知らないことがたくさんあります。
そのようなことに直面した時には、一生懸命頭を使って考えなくてはいけません。
そういう事態になった時に、逃げずに正しく考えることが出来るようになるための訓練。
学生時代の勉強にはそのような意味合いもあります。
正しく考えるためには知識も必要なので、それもしっかり学んでおかなくてはいけません。
より多くの知識があれば、答えを見つけやすくなります。
そして、その知識をどのように応用して答えを導き出すかも重要です。
そういったことの疑似体験も学生時代の勉強には詰まっているのです。
その5 成功体験を実感しやすいから
誤解している方も多いかもしれませんが、勉強には特別な才能は必要ありません。
そこがスポーツや芸術と大きく異なる部分です。
特別な才能は必要ない、ということは、やれば必ず成果は出る、ということです。
もちろんそれは、真剣にやれば、の話です。適当にやったのでは成果は出ません。
しかし、真剣に取り組めば成果は必ず出ます。
スポーツや芸術で成果を出すよりも、ずっと簡単なことです。
努力してその成果を出すことは、とても大きな成功体験になります。
自分に自信がつきます。
これは、人生においてとても重要なことです。
努力をすれば誰でも等しくこのような体験ができる、というのも勉強をする理由の一つです。
これはむしろ、「私が皆さんに勉強をしてもらいたい理由」と言った方がいいかもしれませんね。
以上、私が考える「勉強をする5つの理由」をお伝えしました。
いかがでしたでしょうか。
他にも勉強する理由はあるかもしれませんが、
結局、勉強はしなくてはいけないものです。
どうせやるなら、理由や目的をしっかり持ってやった方が、やる気も出ますよね。
今回のブログが少しでもそのお役に立てたら嬉しいです。
今回はなかなかネタが浮かばないので(苦笑)、
中1の教科書に出てくるフレーズから1つ紹介します。
It’s cotton candy in English.
(それは英語でcotton candyと言います。)
英語で何て言うかを伝えたいときは、「It’s ~ in English.(それは英語で~と言います)」というフレーズで十分です。簡単ですね。
Englishの部分をJapanese(日本語)やChinese(中国語)などの別の言語に変えると表現の幅が広がります。
ちなみにcotton candyとは「綿あめ」のこと。最初に作ったのはアメリカ人らしいです。日本で生まれたお菓子だと思ってました。
それでは、次回もお楽しみに!