この仕事をしてると保護者にも色々な方がいて、
中には、正直、「これってどうなのかな?」と首をかしげたくなるような保護者の方もいた。
たとえば、
「これを○○までにお願いします」と依頼したとする。
そういう方って、だいたい電話をかけても出ないのでメールでお願いすることになる。
でも、一向に何の返事もなく、結果、お願いした期限を過ぎてしまう。
しかも、それが一度ではなく、二度も三度も繰り返される。
一度ならまだしも、二度も三度もってなると、さすがに常識を疑いたくなる。
と同時に、子供がかわいそうだな、とも思う。
だって、一番身近にいる大人が、こんな状態だから。
忙しいのはわかるのよ。
自分だって、忙しさのあまりそういう失敗をしてしまうことはある。
それに、最近は共働きのご家庭が普通だし、仕事を2つ掛け持ちされてる方もいる。
シングルマザー(orファザー)のご家庭も増えてきた。
そんな状況だから、子供のことに時間を割くのがなかなか難しくなってきている、
というのは、十分にうなずけることだ。
でもさ、やっぱり、大人である以上、そして保護者である以上、
そこはちゃんとしないといけないと思うんだ。
少なくとも自分の子供に、
「宿題ちゃんとやりなさい」とか、「期限までに提出物を出しなさい」とは言えないよね。
そして実際、そういう家庭の子供たちの成績って、
やっぱり、推して知るべし、なんだ。
保護者だって完璧な大人ではないし、
そもそも完璧な保護者なんていないし、そうである必要も無いんだけれど、
せめて子供たちに注意することは、自分でもちゃんとやれてないと、
説得力が無いよね。
「言ってることとやってることが違うじゃん」ってなる。
子どもはそういうところ、大人が思う以上に敏感よ。