三語短文秀逸作品発表会の17回目。
こちらのパート1に続き、
ここからはパート2(後半)です!
【お題: 先代、直筆、ようやく 】
ようやく先代が直筆で書いた手紙を見つけたが、なんて書いてあるのか分からなかった。
大人気アイドルの直筆サイン会の列に並んだ。3時間待ってようやくもらえた。先代メンバーのサインもほしくなってしまった。
【お題: 公共、物価、気配 】
公共の交通機関の利用が増えると物価の上昇を抑えることができる気配がする。
物価も公共料金も上がる気配しかしない近頃の景気だ。
【お題: 寒暖、案の定、乗り切る 】
寒暖差を乗り切れなかった。帰宅して寒気がすると思い体温を測ったら案の定発熱していた。
【お題: 単刀直入、寛容、恩恵 】
単刀直入に言うと、自然の恩恵を受けるには天災も受け入れる寛容さが必要だ。
単刀直入に言いますが、あなたが入社できたのは遅刻を許した寛容な面接官のおかげとその素晴らしい話術という恩恵を授かっただけに過ぎないのです。
【お題: 遮断、五感、モットー 】
私のモットーは自然との共生なので電波を遮断して五感を研ぎ澄ましている。
「五感が遮断されても美味しく」がモットーの食品会社は、誰でも美味しく食べられる食品の開発中である。
五感のうちのどれかの感覚が遮断されていても楽しめる料理を提供することが我がレストランのモットーだ。
【お題: 無差別、冒頭、拡大 】
その物語の冒頭は、無差別テロの被害が拡大している場面だった。
今年の教科書の例題は冒頭から「無差別テロの拡大」なんていう物騒な題名から始まったので、正直驚きが隠せなかった。
【お題: 血のにじむ、明言する、人脈 】
相手の悪い所を明言しない彼は血のにじむような努力をして今の人脈を手に入れた。
人脈が広い狭い関係なく、血のにじむ努力をする人はたくさんの人にいつか認められるだろうと私は明言できる。
彼の人見知りな性格からして、あれほどの人脈を作るまでには血のにじむ努力があったと明言できる。
彼は大勢の人の前で自分の人脈は血のにじむ努力によるものだも明言した。
【お題: 便乗、工面する、突如 】
突如として始まったタピオカブームに便乗しようとした人々は必死に軍資金を工面して専門店を開こうとするのだった。
旅行のための資金を工面していると、突如娘も便乗して節約をするようになった。
【お題: 促進、すこぶる、結束 】
体育祭によってクラスの結束力がすこぶる促進された。
今回はここまで。
この冬休みから新たに参加してくれた生徒もいる。
その子たちの作品も、いずれこの発表会でお披露目することになるだろう。
楽しみだ♪
以上、春日部アカデミーから福地がお届けしました!