自分はいつも保護者様に、
困ったことや気になることがあったら、どんなことでも良いので、遠慮なく相談してください。
と言っている。
これは社交辞令ではなく、本当に、心の底からそう願ってる。
別にそれは、勉強に直接関係の無いことでも良い。
普段の生活のことでも良い。
むしろ、そっちの方が勉強よりもよほど重要なことだ。
何でもそうかもしれないけど、勉強だって、普段の生活の上に成り立っている。
だから、普段の生活に問題があると、勉強もうまく進んでいかない。
勉強以前のところに何か問題があるのだとしたら、
それを一緒に解決していくのも、塾としての重要な役割だ。
たまに、「こんなこと相談するのは申し訳ないと思って・・」という声も聞くけれど、
本当にそんなことはなくて、
そういうことこそ、本当に相談してほしいこと、というのが本音。
実際のところ、勉強に関することはこちらでもかなり把握できているので、
相談を受ける前に手を打つことが出来るケースも多い。
しかし、生活面に関しては、こちらが相当注意して見ていても見えてこないことの方がきっと多い。
だから、もし何かしらの問題があるとして、それを相談していただけるというのは、
その子のことをよく知れる機会になるので、こちらとしても有難いこと。
そして、それを一緒に解決していくのは、
保護者の方たちにとっても気持ちが楽になっていくことになるだろうし、
その結果、子供に対しても前よりも落ち着いて冷静に向き合うことができると思う。
実は、これも子供の生活や、さらに言うと勉強にとって必要なことで、
「うちの親、なんだかいつもイライラしてて怒りっぽい」というより、
「ちゃんと話を聞いてくれて、自分のために一生懸命頑張ってくれる」という方が、
子供の精神衛生上も良いし、
落ち着いて色々なこと真剣に頑張れるから、勉強や他のことの伸びも速くなる。
だから、何でも相談してくれることは、結果としてWIN-WINになるんです。
これは、春日部アカデミーの現在の塾生や過去の塾生の皆さんで実証済みなので、
本当に、社交辞令でもなんでもなく、
どんな小さなことでも、気兼ねなく相談してほしいと思ってます。
「こんなこと相談しても・・」という「こんなこと」が、
実は、子供たちにとってとても重要なものだったりするのです。