世の中のだいたいのことは、それが「できる」人と「できない」人がいるよね。
たとえば、上手に絵を描くことが「できる」人と「できない」人。
自分は完全に後者だ。
まあ、それに向けてめちゃくちゃ努力をしたわけではないけど、
絵ってやっぱりセンスや才能がモノを言う世界だから、
いくら頑張っても絶対に「できる」側にはいけないと思う。
他にも、スポーツや歌や楽器の演奏などにも、きっと同じことが言えるだろう。
これらはどれも、生まれ持ってのセンスや才能が大きく影響するものだ。
でもね、勉強はそうじゃない。
生まれ持ったセンスや才能は、「全く」関係ないと言っていい。
最初からできる人なんて当然いないけど、
勉強は、正しいやり方で時間をかけて日々の積み重ねを続けていけば、
必ず、出来るようになる。
つまり、勉強は「できる」人と「できない」人に分かれてるんではなく、
「やる」人と「やらない」人に分かれてる。
そして、「やる」人は「できる」人になり、
「やらない」人が「できない」人になる。
ただそれだけの、単純な話。
だから、「自分は勉強ができない」なんて、思わなくていいんだよ。
今はそう思うかもしれないけど、
実際のところは、「まだちゃんとやれてない」だけの話だからね。
もちろん、やる時はいい加減な気持ちで取り組んではいけない。
常に、「素直に・丁寧に・真剣に」。
そして、基礎基本を徹底的に自分に叩き込んでいく。頭と体に馴染ませていく。
時間はかかるし、決して効率が良いやり方とは言えないけれど、
最初から効率なんて求めちゃダメだよ。
楽な道に進んだって、結局何も得られないから。
「タムパ」なんて、言ってる場合じゃないからね。
でも、最初にちょっと大変な思いをして、その苦労を乗り越えられたら、
必ず、勉強が「できる」側に仲間入りできる。
いつも言ってる通り、
勉強は、正しいやり方で積み重ねていけば、
やればやるほど楽になっていくものなんだ。