「勉強のやり方が分からない」
「自分に合った勉強法が見つけられない」
そんな風に思っている人、いるよね。
きっとあなたにとっては、それはとても大きな問題で、
「だから勉強に身が入らない。やる気が起きない。」って、
思ってることでしょう。
うん、気持ちは分からなくもない。
でも、あえて厳しいことを言わせてもらうよ。
それを勉強をやらない理由にしてはいけない。
勉強法は、長く継続して初めて見つけられるもの。
そして、明らかに不正解っていうのはあるけど、
正解は一つではないし、何が正解かなんて、
長くやってみないと分からない。
友達にとってベストなやり方が自分にとってベストとは限らないし、
ましてや、よく聞く「東大生が~~」的なものなんて、
果たして信用できるものかは極めて疑わしい。
あんなもの、単なる宣伝文句だからね。
基本的に勉強は、
・基礎から知識を体系的に学んでいく
・分からないところは放っておかず、必ず「理解」をする
・理解したものは、何度も練習して体で「習得」する
・ミスした問題は、ミスの原因をハッキリさせて、必ず自力で解き直しをする
これらが抑えられてれば、やり方としては間違ってない。
あとは、それをどのように(HOW)、
何を使って(WHAT)、
いつ(WHEN)、
どこで、どのような環境で(WHERE)は、
自分で何度も試行錯誤をしながら正解を見つける。
それしかないのよ。
でね、困った時は、
たとえば、どうしても理解できないとか、ミスの原因がどうしても分からないとか、
どうすれば体系的に学んでいけるかが分からないとか、
そういう時は、迷わず周りに頼ろう。
頼ることによって自分の考え方が広がるし、
勉強がよりスムーズに進めやすくなる。
誰に頼るかはとても重要だけどね。
あと、少しだけアドバイスすると、
まずは、一度に多くのことをやろうとしないこと。
最初は意気込んで「あれもやって、これもやって」ってなるのは
よくある話だけど、
しばらく経つと絶対に疲れてしまって、
思い通りにいかないことも増えてきて、
嫌になって止めちゃうからね。
それは最も避けなくてはいけないことだよ。
そして、結果をすぐには求めないこと。
結果はすぐには出てこない。特に最初のうちは。
この時期をいかに耐え抜くかは、結構重要。
多くの人が、結果が出る前に諦めてやめてしまって、
また同じことの繰り返しになる。
でもね、大きな結果はすぐには出ないけど、
小さな結果は、1週間も続けていけば少しずつ見えてくる。
英単語を覚えるのが速くなった、とか、問題を解くスピードが上がってきた、とか。
こういう小さな結果をちゃんと見つけてほしい。
それがあなたの成長の証で、それがずっと連続した先が大きな結果だからね。
始める前の最初の状態も覚えておくといい。
自分がその時からどれだけ成長したかが分かって、ちょっと嬉しくなるから。
もちろん、やる時は「丁寧に・真剣に」やること。
作業的にやってはいけない。
他のことを考えながらやるのもダメ。
目の前の問題、文章に全てを集中させて取り組む。
そして、何よりも重要なのは「毎日続けること」
正解が1つではないものなので、
自分が選んだものが正解になるように、
全力で取り組んでみてください。
そうすれば必ず、
あなたに合った勉強法が見つかるよ。