春日部アカデミーは、小さな塾です。
教室も一つしかない。
それはもう、塾業界全体から見たら、
風が吹いたらどこかに飛ばされてしまいそうなくらい、小さい。
でもね、それでも別にかまわない。
そんなことは、どうでもいい。
塾を大きくしようということに、今はそれほど興味がない。
そんなことよりも、
目の前の生徒たちのためにありったけの時間とエネルギーを注ぎ込む。
その結果で大きくなってくれれば、それはそれで良いことかもしれないけれど、
そんなことは二の次、三の次。
それに、塾の規模と塾の良さは関係ない。
「大きい塾=良い塾」とは決して言えないのが、この業界の常識。
大きい塾は、単に経営の手腕が優れているだけで、
それは塾の中身の良し悪しには関係の無い話。
自分は別に、優れた経営者になりたいわけではない。
自分が目指すのは、たとえて言うなら「町医者」のような存在。
困ったことがあったら何でも気軽に相談できる、
そして、親身に寄り添ってもらって頼りになる。
そんな存在。
それこそが個人塾の使命であり、存在意義だと、自分は思ってる。
だから、どんな生徒でも受け入れるよ。
そして、一度受け入れた以上は責任を持って、
自分の経験と知識をフル稼働させて全力でその子と向き合うよ。
全力で褒めて、全力で叱るよ。
その子の勉強にとってプラスになることなら、
たとえ誰に何と言われようと、何でもやる覚悟で向き合うよ。
この業界に30年以上いて、本当に色々な生徒を見てきてるから、
知識と経験は人並み以上に持っている、という誇りとプライドを胸にね。
きっと、経営者としては落第?失格?かもしれない。
でも、塾人としての誇りとプライドは、自分で言うのも何だけど、
めちゃくちゃ強いよ。