こんにちは。春日部アカデミー塾長の福地です。
中3生たちは私立の入試も一段落し、あとは最後の本命、県立高校の入試を残すのみとなりました。
既に1ヶ月は切ってますが、最後まで努力を惜しまず、「第一志望校合格」を勝ち取ってもらいたいと思います。
さて今回は、「テストの時に迷ったら、どうするのが良いか」ということについて書いていきたいと思います。
たとえば、皆さんも経験があると思うのですが、
ある問題の答えを最初に「A」と答えた。
しかしその後、「もしかしたら正解は「B」なのではないか」と迷ってしまい、悩んだ挙句に答えを「B」に変えた。
ところが、実際の正解は「A」で、最初に書いた答えを変えなければよかったと後悔・・。
これ、テストではよくある話だと思います。
昨日も面談した生徒が「あるある!」と言ってました。
この子は日頃とても努力しているのですが、テストでなかなか結果を出せないでいる子でした。
では、このような場面に実際に遭遇した時には、どうするのが一番良いのか。
それは、上の例で言うと、
「答えがBであるという確実な根拠と絶対的な自信がない限りは、答えをAのまま変えないでおく」
ということです。
日頃からしっかり努力をしていれば、最初に出した答えが正解である可能性の方が高いです。
それは、それだけのことを皆さんはしっかりとやってテストに臨んでいるからです。
しかし、どうしても不安や自信の無さで心が揺らいでしまい、
他の答えの方が正解に思えてしまうのですよね。
その気持ちはよく分かります。
しかし、そんな悪魔のささやきに負けてはいけません。
不安に打ち勝つだけの自信を持ちましょう。
と言っても、ただ「自信を持て」と言っても、なかなか持てるものではありません。
勉強に対する自信は、勉強をし続けること、努力を積み上げることでしか身につけることはできません。
きっとこれは勉強以外のことにも言えることでしょう。
努力をし続ければ必ず結果もついてきます。その結果も、自分の自信を押し上げてくれる大きな一因になります。
ぜひこのようにして、不安に打ち勝つだけの自信を手に入れてほしいと思います。
それから、これも大事なことですが、
一度手に入れた自信も努力を怠るとすぐに逃げていってしまいます。
努力は継続していくことが重要なのです。
さて話をテストに戻します。
先ほども書いた通り、自分が最初に答えた方に不安を感じても、
もう1つの方に確実な根拠を見つけられない限り、答えは変えない方が良いです。
もちろん、結果それで間違えてしまうこともあります。
もしそのような場合は、その問題をしっかりと復習し、もう一度自分で解いてみてください。
そうすれば、その問題は長く記憶に残りやすいです。悔しい思いをしたかららです。
もし次に同じような問題に遭遇したら、その時は間違いなく正解できるでしょう。
間違いは、それをその後どう処理するかで、その価値に雲泥の差が生まれます。
しっかりと復習をして解き直しをし、「自分で解ける」状態にしておけば、その間違いは宝物になります。
逆にそれを怠ってしまうと、勉強への興味や関心、そして自信を奪う有害なものになります。
間違うこと自体は全く悪いことではありません。
ぜひそれを宝物にしてほしいと思います。
今回のお話が、受験生の皆さんだけでなく多くの皆さんのお役に立てたら嬉しいです。
記事の内容とは関係ありませんが、最近本当に寒い日が続きます。大寒波の襲来だそうですね。
というわけで、今回は天気に関する表現シリーズです。
A severe cold wave has hit all over Japan.
(大寒波が日本に襲来している。)
「寒波」は英語でcold waveと言います。直訳すると「冷たい波」なので、そのままですね。それに、「厳しい」という意味のsevere(シビア)をつけて、「大寒波」としています。
また、動詞の部分は「襲来している状態がずっと続いている」ということを表現するのに最適な「現在完了」を使ってます。そして、all over Japanとすることで「日本全体」というイメージを出しています。
寒波はしばらく居座りそうですが、寒さ対策をしっかりと行い、皆さん体調を崩さないようにしましょう。
それでは、次回もお楽しみに。