こんにちは。春日部アカデミー塾長の福地です。
先週の土日も1学期中間テスト対策に向けた勉強会を行いました。
今回は対象の中学校が多く、参加してくれた生徒も多かったです。
中には勉強会開始の2時間も前から塾に自習をしに来る子もいて、彼らの意欲の高さにこちらも気持ちが引き締まる思いでした。
前回のブログにも書きましたが、
勉強会では主に「勉強のやり方」について指導していきます。
「丸付けをこまめに行うこと」や、「間違えた問題は必ずもう一度自分で解くこと」。
今回もこれらのことを勉強会が始まる前に再確認しました。
他にも大切なこととして、
1.ただ目で見るだけで覚えようとしないこと
2.肘をついたりせず、正しい姿勢でやること
があげられます。
英単語や基本例文などを暗記するときは、目で見るだけではなかなか覚えられません。
それどころか、非常に疲れてしまい勉強のスタミナが長持ちしません。
暗記をするときは、手で書いたり声に出すなど、目以外の体の部分を使うと、疲れも軽くなって効率よく覚えることができます。
勉強をやる時の姿勢もとても大切です。
肘をつくなどの姿勢でいると、勉強に気持ちが入らず集中力も低下してしまい、せっかく時間をかけて勉強しても効果が上がりません。
勉強するときは、正しい姿勢でやった方が見返りも大きいのです。
勉強会の最中も、もしこれらのことがきちんとできていない子がいたら注意をしようと思っていたのですが、
なんと、このような子は一人もいませんでした!
彼らの真剣さが伝わってきて、とても嬉しく思いました。
真剣さで言えば、特に印象的だったのが中2のある男子の子。
普段はなかなか勉強に気持ちが向かず、学校のワークもギリギリまで手が付けられていない状態でしたが、この2日間の彼の頑張りは素晴らしかったです。
目つきも真剣で、手もちゃんと動かして取り組んでいましたね。
やはりあなたは「やればできる子」なんだなということを実感させてくれました。
もう一人だけ紹介させてください。
この子は中3の女の子ですが、学校のワークは既に終わっていて、正答率もほぼパーフェクト。
勉強会では自分で用意した問題集を進めていたのですが、それもほぼ完璧に出来ていたので、
私は彼女に一つの目標を提示しました。
それは、「一つ一つの問題を考えて答えるのではなく、問題を見た瞬間に感覚的に答えが出せることを意識して取り組もう」ということです。
テストを受けるときの究極的な理想は、「考えずに答えを出せること」です。
考えることにより、時間もかかるしミスをするリスクも高まります。
もちろん全ての問題がこの理想通りになることは不可能ですが、
少しでも多くの問題をこのような感じで解ければ、自ずと点数も上がってきます。
これに近づけるためのトレーニングとしよう彼女に伝え、その後彼女はこの目標を意識しながら英文法の問題に取り組んでくれていました。
解くスピードも速く正解率もほぼ全問正解だったので、テストの結果も期待できそうです。
今週は中学校の中間テストが目白押しです。
自分の努力を信じ、落ち着いて丁寧に取り組めば結果もついてきます。
自信を持って全力で試験に臨んできてほしいと思います。
今回も前回に引き続き天気にまつわる表現を紹介したいと思います。最近ずっと天気が良くないですね。このまま梅雨に突入なのでしょうか。梅雨と言えば、こんな言葉を日々聞くことになりますね。
A heavy rain advisory is out now.
(今、大雨注意報が出されてます。)
「注意報」は英語で advisoryと言います。advice(アドバイス、忠告)と仲間の単語なので、「注意への忠告」という意味合いですね。注意報から「警報」に変わると warning。これはまさに「警告」という意味です。さらに、数年前から導入された「特別警報」は emergency warning。emergencyは「緊急事態」という意味です。まさに、「緊急を要する警告」というわけです。
ここ数年は毎年のように大災害が発生していますが、今年はそのようなことが無いことを願う今日この頃です。
それでは、次回もお楽しみに。