こんにちは。春日部アカデミー塾長の福地です。
今週は月１恒例の「計単スペシャルウィーク」です。
今回はそのお話をしようと思います。
春日部アカデミーでは、基礎学力向上を目的とした「計単Do-JO」という講座があります。
成績アップに欠かせない英単語と計算のトレーニングをしていくので、
中学生は全員受講となっています。
計単Do-JOについての詳しいことは、ぜひこちらをお読みください。
計単Do-JOは、通常は専用の教材を使って進めていくのですが、
計単スペシャルウィークではいつもとは違う内容で進めます。
スペシャルウィークで行うのは、「計算タイムトライアル」と「英単語タイムトライアル」です。
これは、５分間の制限時間の間に出来るだけ多くの問題を解く、というものです。
問題自体のレベルは易しめで、計算は小学生レベル、英単語は中１レベルです。
しかし問題数が多く、計算は80問、英単語は100問です。
これを５分間で解き切る、または１問でも多く解くことが目標に、
計算と英語を合わせて８ラウンド行います。
５分間でこれだけの問題を解こうとすると、
いちいち考えて答えを出していくと時間が足りなくなります。
また、書くスピードも速くなくてはなりません。
実は、これこそが「タイムトライアル」の目的です。
テストで結果を出すためには、
- 計算問題は素早く正確に解くことが求められます。そのために、小学生レベルの基礎計算では「見た瞬間に感覚的に答えを出せること」が重要です。これを「数の暗黙知」と言います。昨年話題になったドラマにも出てきた言葉なので、知っている方もいるかもしれません。
- 英単語も、見た瞬間に意味が分かることが重要です。文章を読むときにいちいち単語の意味を考えていると、読むスピードが遅くなってしまいます。しかし、最近の入試では「速く読む力」が求められています。たとえば、大学入学共通テストでは、単純計算で１分間に140～150語のスピードで読まないと時間が足りなくなります。
- 書くスピードも、限られた時間の中で問題を解くためには速くなくてはいけませんし、それによって字が雑になってしまってもいけません。
このように、時間との戦いが非常にシビアになります。
これを克服しておかないと、テスト本番で実力を出し切ることができません。
そのために、計単Do-JOでは月に１回、時間との戦いを克服する力を付けるために、
このような特別プログラムを実施しています。
やっている生徒たちは、
最初のうちは順調に手が動いてますが、ラウンドを重ねていくうちに少しずつ表情に疲れが出てきます。
５分間の間ずっと集中し続けるので、疲れるのは当然です。
しかし、疲れた時こそ、そこをどう乗り切るかも大切なことです。
本番のテストでは常に万全のコンディションで受けられるとは限りません。
最後の教科は疲労がピークの状態、という可能性もあります。
そんな時であっても自分の実力を発揮できるようになれば、無敵状態でテストに臨むことができます。
生徒たちも、疲れた表情を見せながらも最後までしっかり完走します。
完走後はヘトヘトになってますが、達成感も感じているような表情を見せてくれています。
最後に、生徒たちの感想をいくつか紹介いたします。
・前よりも少し速くできたと思います。
・前回よりも多く進めることができました。
・覚えてない単語が結構あったので、それは覚えたいと思います。
・ケアレスミスを減らしたい。
・問題を解くスピードをもっと上げたい。
・眠かったけど、ミスしないで出来た。
いかがでしたでしょうか。
今回は、計単スペシャルウィークのご紹介をいたしました。
これからも、テストで自己ベスト更新をして、勉強に自信が持てて、「勉強が楽しい」と思ってもらえるよう、様々な形でお手伝いをさせていただきたいと思っています。
中間テストも終わり、結果が出揃った方も多いと思います。そこで今回はこんなフレーズを紹介したいと思います。
I did well on the English test.
（英語のテストは良く出来た。）
この文の中で、did well（原形はdo well）が「良く出来た」という意味です。Wellは「上手に」という意味なので、文字通り「上手にやった」という意味ですね。
反対語は、badlyです。たとえば、「I did badly on the English test.」で「英語のテストは最悪だった」という意味になります。
皆さんはテストはいかがでしたか？Did you do well or badly on your test?
それでは、次回もお楽しみに。
