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今日、全国の精鋭個人塾の塾長さんたちが集うLINEグループに流れてきた問題がこれ。
たまにこういうのも普通に流れてくるのでビビる(笑)。
間違いなく、どこぞの大学の入試問題。
生粋の文系人間の僕にとっては、
何を言ってるのだかサッパリわからない(笑)
しかし、中にはこれを見た瞬間に解き方が頭の中にサッと出てくる人もいる。
その違いは何か。
これこそが、頭の中に映像が描けているかどうかの違いである。
数学の問題という少々特異な例ではあるが、
僕は、この文章をいくら読んでも頭の中に映像が出てこない。
日本語ではあるので全く理解できないわけではないが、
言葉の向こう側にある世界などは全く見えない。
だから、いったい何をどうすることを求められているのか全く伝わってこない。
でも、この問題を見て「ああ、これはこうするといいよね」というのが分かる人には、
そういうものが見えているのだと思う。
その違い。
日本語の文章なのにちゃんと読み取れないという時は、
その裏でこういうことが起きている。
人間は言葉を通して情報や感情などのあらゆることを伝達し合うけど、
その内容が頭の中で映像に変換されないと、
それが伝えてる情景を頭の中で描くことができないと、
その言葉を本当の意味で「理解」することは出来ない。
これに気付いて、それを指導にも生かしていったら
生徒たちの国語の成績(特に読解の部分)が上がってきたので、
あながちこれは間違っていないと思う。