こんにちは。春日部アカデミー塾長の福地です。
約10日ぶりのブログになります。
今週から市内の公立中では2学期中間テストが始まります。
私たちもこの2週間はテスト対策モード一色でした。
その一環として、先週とその前の週の土日は「テスト対策勉強会」を行いました。
勉強会で行うことは主に2つです。
1つは、分からないところを質問で解決すること。
そしてもう一つは、テスト勉強の効果的な進め方の指導です。
このうち、1つ目は普段の授業などの時にもできるので、
重要視しているのは2つ目の「テスト勉強の効果的な進め方の指導」の方です。
勉強に効率を求めすぎるのも良くないとは思うのですが、
テスト勉強に関しては、一生懸命頑張った成果を少しでも多く結果として残し、
「やれば出来る」、「頑張れば良いことがある」と思ってほしいので、
より効率的な方法で進めてもらいたいと思ってます。
具体的には、たとえば「考えても答えが分からない問題は、まず解答と解説を見て正解を確認し、その後もう一度自分で解く」ということです。
普段の勉強ではこれは決して良い方法ではありませんが、テスト勉強の時だけはこの方法がお勧めです。
また、勉強会で必ず行っていることがあります。それは、一人一人の目標点の確認です。
今回も、生徒全員にテストの目標点を聞き、それを達成するためにどうすれば良いかを、生徒一人一人と話していきました。
みんな、夢のような目標点ではなく、
自分の現状をしっかりと認識できていることが分かる目標点を言ってくれました。
このことからも、生徒たちのテストにかける本気度が伝わってきます。
勉強に取り組んでる最中の集中力も立派なものです。
あの、ピンと張りつめた雰囲気の中でみんなが真剣な表情で取り組んでいる時間は、
うまく言えませんが、とても貴重な時間だと思います。
たまに、疲れたり集中力が切れたりで、手が止まったりボーっと天を眺めてしまう子もいますが、
「頑張ろう」と声をかけると、またすぐ集中モードに戻ります。
このような緊張感の中で集中して勉強を進めていくことも、
テストで実力を発揮し1点でも多く点を取るためには重要なことだと考えています。
なぜなら、テスト本番も同じような緊張の空間で問題に取り組むことになるからです。
雰囲気に飲みこまれて実力が発揮できないというのは、珍しい話ではありません。
そうならないよう、テストの疑似空間の中での勉強はとても意義のあることです。
生徒たちは本当に一生懸命頑張っています。
あとは、頑張った成果を本番でいかんなく発揮してくれることを願うばかりです。
嬉しい結果報告が今回も聞けますように。
今回ご紹介するのは、こちらの表現です。
Once you learn the ropes, you can do this easily.
(一度コツをつかんだら、これは簡単にできるよ。)
ここで使われている「learn the ropes」は、直訳すると「ロープを学ぶ」という意味ですが、これが「コツをつかむ」という意味になります。由来は「カウボーイがロープの結び方を習得できれば一人前」というところから来ているそうです。たしかに、カウボーイはロープを上手に使っているイメージがありますね。
勉強も、コツをつかめば難しいものではありません。コツコツ努力してコツをつかみましょう(笑)
それでは、次回もお楽しみに。