昨日と一昨日は、土日を使って、
高校生対象の「テスト対策勉強会」をやった。
部活でどうしても来れない生徒も何人かいたけど、それ以外は全員参加だ。
やはり高校生は中学生と違う。
何が違うって、表情が全然違う。
もうね、声をかけるのを憚られるくらいに、
集中してる。
手の動きなんかも速くて、
手を止めて考えてるフリをしながらボーっとしてる子なんて、
一人もいない。
当たり前のことかもしれないけど、
さすがだ。
あと、ほとんどの子がタブレットを持ってきてたことに、ちょっと驚いた。
学校から支給されてるんだね。
これも時代の流れか。
進め方は中学生と一緒。
つまり、「教えない」。
だから、こちらは何をやってるかというと、
基本的に彼らの監視。そして、質問に答えること。
この「質問対応」は、自分にとっても大いに刺激的なもので、
今回も久々に、
物理の「速度の合成」や、化学の「同位体」、
そして、古典文法とか微分や確率の基礎を学び直した。
英語はどんな質問でも答えられるけど、
他の教科は、正直、そうはいかないので。
特に物理なんかは高校時代、ここではとても書けないくらいの酷い点数を取ってるし。
だから、英語以外に関しては、彼らと同様に自分も「学習者」の立場だ。
ただ、これが自分にとって本当に刺激になる。
あと、勉強会でもう一つやっていることは、
生徒一人ひとりに「目標点」を聞くこと。
自分の目標を言葉にして口に出すことは、重要なことだからね。
さすがに高校生になると科目数が増えるから(多い子は今回12科目ある!)、
全ての教科で目標を超えるのは簡単なことではないかもしれないけど、
少しでも目標に近づけるように全力を尽くしてほしい。
特に高1の子は、
ずっと言ってきたように、
今回のテストの結果が3年間の成績をほぼ決定すると言っても、過言ではないからね。
合格が決まってからも手を抜かずに頑張ってきた成果を、
ここでしっかりと見せつけてほしい。