今日と明日は、1学期期末テストに向けた「テスト対策勉強会」だ。
既に期末テストを終えた一部の中学を除き、それ以外の中学生全員と高校生が対象。
「勉強会」なので、彼らに集中して勉強させるのが一番の目的。
こちらは、質問をしてきた子に答えたり、
手が止まってる子に声がけをしたりする程度。
一見、楽をしているように見えるかもしれないが、
これも塾として重要な役割だと考えているし、
生徒の様子を逐一、くまなくチェックしているので、
実はとても神経を使う。
あとは、一人一人に今回のテストの目標点も聞き、それを記録している。
どういうゴールに向かって頑張っているのかを、
言葉にして言わせ(←もちろん、皆の前でじゃないよ)、
それをお互いに共有して、「一緒に頑張ろう」という気持ちをさらにアップデートする。
そして、その目標が単なる「妄想物語」で終わらないように、
やるべきことをきちんと積み上げていくことを約束させる。
そうやって、テストに向けての本気度を上げさせる。
もちろん、この場一回限りでの話で終わらせるわけはなく、
今後も日々の会話を続けていくわけだけど、
塾長に目標点を宣言してしまった以上、彼らもヘタなことはできない(笑)
でも、それで目標を達成することができたら、嬉しいじゃん♪
こっちだって、自分事のように嬉しくなるよ♪
だから、苦労をしながらでも一生懸命頑張ろう、って話だよ。
そうだ、これも大事なことだから書いておこう。
最初に、「勉強会の目的は、彼らに集中して勉強させること」と書いたけど、
この目的は確実に達成できている。
今日の勉強会で実際にあった話だが、
普段は落ち着きがなくて集中力も長く続かず、それでよく注意されてる子が、
周りが集中して終始手を動かしている、という環境に放り込まれたからか、
こっちが驚くくらいに集中して取り組んでた。
おそらく、自宅などのこことは違う環境だったら、あそこまで集中することは難しかっただろう。
やはり、「環境」の影響力は大きい。
「集中してないことが異分子になる環境」って、
やっぱり必要だよね。