【コスパの良い暗記法】暗記は体全体を使って

 

以前にも似たようなことをブログに書いたけど、

 

声に出して読みながらの英単語暗記。

 

これは絶対にやってほしい。

というか、やるべき。

 

 

だから、計単Do-JOでは英単語暗記の際に

必ず声に出して読ませながら暗記をさせている。

 

 

英単語を覚えるときに、

いや、英単語だけではなく、あらゆる暗記作業において、

一番最悪なやり方は、ただ見てるだけのやり方。

 

つまり、目しか使わずに覚えようとしている。

 

これでよく覚えられるなと思うよ。

だって、一番効率が悪く、コスパが最悪の方法だから。

 

このやり方でやって「全然覚えられません」っていう子もいるけど、

そりゃ当たり前だよねって話。

それは暗記力が弱いだけではなく、単にやり方が悪いだけ。

 

 

目で見ただけの情報は、

そのほとんどが脳内の留まることなくスルーしていく。

つまり、記憶には残らない。

 

だから、ただ目で見てるだけで暗記できるのは、奇跡に近い。

もしくは、最初から自分の記憶の中にあった情報ね。

 

 

 

せめて、手を動かして書くか、声に出しながらにしよう。

 

そうすることで、情報の完全スルーは防げる。

一旦は記憶に留まってくれるから、暗記もしやすくなる。

 

 

そして理想は、声に出しながら手で書くこと。

そうすることで、目と口と耳と手を使うことになる。

 

体の部位を4つも使うことになるということは、

それだけ神経を刺激してるということ。

つまり、脳への刺激も強くなるから、

記憶にも長く留まりやすくなる。

 

 

つまりね、これが結局一番コスパの良い暗記方法だ、ということ。

 

暗記する時はは体全体を使おうってこと。

 

 

だから春アカの中学生には全員これをやらせてる。

 

 

声に出すのが恥ずかしかったら、

自分にだけ聞こえるくらいの小さな声でもいいよ。

それだけで十分効果はある。

 

 

 

さて、ここまで話をしてきたけれど、

「見ただけで覚えてしまえる人、自分の周りにいます!」

と思ってる人、いるかもしれないね。

 

うん、そういう人はたしかにいるよ。知ってる。

 

でも、そういう人はすっと、声に出したり書いたりして覚えてきた結果、

そこまでしなくても自動的に記憶が脳内に留まるシステムが構築された人。

つまり、努力の賜物ってこと。

 

もしくは、それこそ、生まれ持った特別な才能の持ち主、だね。

我々のような凡人ではない人ということです。