【脳が活性化する】音読最強説~その2・他教科編~

 

昨日のブログで、英語学習の際の音読効果について書きました。

 

でも、これ、

実は英語に限ったことではありません。

 

全ての教科において、音読は実に効果が高い。

 

 

 

文字をただ目で追っているだけだと、

自分でも気付かないうちに、情報が脳内をただ素通りするだけ、

という状態になってしまってることがある。

自分にとって理解不能、馴染みがない内容、言ってることがよく分からない、

という時は、特にね。

 

国語や英語の長文で、

頑張って読み進めているんだけど、気付いたら内容が全然頭に残ってない、

という経験、一度や二度はきっとあるでしょ?

それがまさに、情報がただ素通りしてるだけの状態。

 

 

けれど、声に出して音読すると、

情報はただの素通りが出来なくなる。

それは、嫌でも脳の思考回路が機能して、意味を考えてしまうから。

脳が一生懸命働いて、

たとえそれが簡単には理解できない内容であっても、

過去に蓄積してきた知識や自分の経験をもとにして、

「ああだろうか、こうだろうか」と一生懸命考える。

まさに、脳が活性化している状態。

 

 

それに加え、

黙読をしていると見落としてても気付かないことが多いけど、

声に出して一語一句丁寧に読んでると、それを防ぐことができる。

そしてそれも、理解の助けになる。

 

 

だから音読は極めて効果的なんです。

 

 

 

一語一句丁寧に、声に出して読んでいくと、理解力は格段に上がる。

たとえ最初はよく分からなくても、

二度三度読んでいくうちに少しずつ分かっってくるようになる。

 

あなたの脳がフル回転で動いてるんだから、当然そうなる。

人の脳には計り知れない能力があるからね。

 

 

このような理由で、

春アカの授業では「声に出して読むこと」を最重要視してます。

 

特に小学生の国語は、文章を必ず音読。

一語一句正確に、読み飛ばしが無いかどうかを、こちらで厳しくチェック。

 

そうやって、スムーズに読むことが出来るようになると、

ちゃんと成績も上がるからね。

 

たとえば、今度中3になる生徒。

最初、小6のときは本当にたどたどしい音読だったのが、

回を重ねるごとに少しずつ上達。

 

そして、中学生になり、成績は常に上位をキープ。

今や学年一位まで取る勢い。

 

もちろん本人の努力や成績に対する強い執着心もあるけれど、

これが音読の効果です。