英検(2022年度第3回目)

 

こんにちは。春日部アカデミー塾長の福地です。

3週間以上前の話ですが、1/22に今年度第3回目の英検が行われました。

 

今回は塾外生の皆さんにもたくさん受けていただきました。

また、今回初の試みとして「英検リハーサル模試」というものも行いました。

これは、本番の試験の前に予想問題を使って本番と同じ条件で試験を受け、

結果を元に合格に向けた学習のアドバイスをさせていただく、というものです。

普段春日部アカデミーの授業を受けていない塾外生の方を対象に行わせていただいたのですが、

模試の後にアドバイス通りに学習をしてくれて、模試よりも点数を伸ばした子も多くいらっしゃいました。

 

塾外生の方の受付とリハーサル模試は今後も行っていきます。

時期が来たらHPで告知しますので、興味のある方はぜひご覧ください。

 

 

さて今回は、英検の二次試験について書いていきたいと思います。

 

二次試験は「スピーキング」の試験で、3級以上の級で行われます。

今回の日程は2/19(日)または2/26(日)で、一次試験をどこの会場で受けたかによって異なります。

 

試験の内容を簡単に説明すると、以下の通りです。

 

【3級】

1.短い文章の音読

2.文章の内容に関するQ&A

3.文章に関係あるイラストに関するQ&A

4.自分の日常生活に関するQ&A

 

【準2級】

1.短い文章の音読

2.文章の内容に関するQ&A

3.文章に関係あるイラスト(2枚)の状況を英語で説明

4.日常的な話題に関して自分の意見を英語で述べる

 

【2級】

1.短い文章の音読

2.文章の内容に関するQ&A

3.文章に関係あるイラスト(3枚)を見て英語で短いストーリーを作って発表

4.社会的な話題に関して自分の意見を英語で述べる

 

【準1級】

1.文章に関係あるイラスト(4枚)を見て英語でやや長めストーリーを作って発表

2.イラストの内容に関して自分の意見を英語で述べる

3.社会的な話題に関して自分の意見を英語で述べる

 

【1級】

1.その場で与えられたトピックに関して英語でスピーチ(2分間)

 

興味のある方は、英検協会のHPにより詳しい情報が載っているのでぜひそちらもご覧ください。(https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/

 

 

当然のことですが、級が上がればその分難しくなります。しかしどの級に共通して言えるのは、「一次試験に合格したことで、英語の知識は十分にあることが証明されている」ということです。

二次試験では、それをスピーキングという形で発揮できるかを試されるわけです。

ここで重要になってくるのは日頃からのトレーニングです。日頃から英語に接し、それを目で見るだけでなく声にも出して読むこと。そうやって、英文のサンプルを体にしっかりと染み込ませていくことを日頃から意識して行うことが重要です。

それを土台とし、試験の前に過去問や予想問題で問題慣れをしっかりと行えば、特に難しく感じるものではありません。級によっては合格率ほぼ100%です。

 

二次試験で一番避けなくてはいけないのは、沈黙の時間が長くなってしまうことです。

聞かれた質問の意味が分からない、または伝えたいことを英語でどう表現するかが分からない、という状況になった時、注意しないと沈黙の時間が長くなってしまいます。

このような時は、遠慮せず勇気をもって質問を聞き返す、または多少間違っていたり単語一語だけでもいいので言葉を発する、ということが大切です。

間違えたと思ったら言い直せばよいのですし、最初から完璧に正しい英語である必要はありません。多少おかしなところがあっても内容がしっかりしていれば不合格になることは無いので、不安がらずに声に出してみること。これが試験本番の時に最も重要なことです。

 

これらは、当塾で行っているマンツーマンの二次試験対策でもいつも生徒たちに伝えていることでもあります。また、緊張するのは当たり前なので、それを少しでも和らげるために「試験だと意識し過ぎず、面接官と英語で楽しくトークをするつもりで臨もう」とも伝えてます。そうやって送り出した生徒たちはほぼ全員合格しています。

試験を終えた生徒には「二次試験はどんな内容だった?」と聞くのですが、そこではっきりと答えられた子は100%合格しているという、ジンクスのようなものもあります。

 

今回、そして今後英検の二次試験を受ける人は、ぜひこういうことも意識しながら臨み、合格を勝ち取ってもらいたいと思います。頑張ってください!

 

 

 

今回は、英検二次試験の際に役に立つ表現を1つ紹介します。

 

Could you say that again, please?

(それはもう一度言っていただけませんか?)

 

面接官が言った質問がよく聞き取れなかったときは、ぜひこのフレーズを使ってみましょう。面接官は初対面の方なので、敬語に相当する「Could you ~, please?(~していただけませんか?)」を使うのが望ましいですが、緊張でそのフレーズも出てこない場合は、簡単に「Once more, please.(もう一度お願い)」や「More slowly, please.(もっとゆっくりお願い)」でも良いです。とにかく何も言わないのが一番良くないので、このような表現はとっさに出てくるように練習しておくとよいかもしれません。

れますか?

それでは、次回もお楽しみに。