【特別扱いしすぎ】関係代名詞は難しくない

 

昨日は中3のステラは関係代名詞の初授業だった。

 

分詞に比べると説明することが多いので少し時間を取ってしまったが、

 

主格と目的格を1回で制覇。

 

(所有格は2つとは性格が異なるものなので、ここでは扱わない。)

 

 

で、終わった後に感想を聞いてみた。

 

「ぶっちゃけ、関係代名詞って難しいって感じた?」

 

って。

 

 

そしたら案の定、

 

「いや特にそうは感じなかった」

 

という答え。

 

 

うん、予想通りだ。

 

これが、中1から基礎をバキバキに固めてきた結果。

丁寧に丹念に行ってきた基礎固めの、その先にあるもの。

 

関係代名詞だろうが何だろうが、余裕で吸収してしまう。

次に控えてる「仮定法」も、彼らにとっては「恐るるに足らず」だろう。

 

 

 

でも実際、関係代名詞自体は全くと言っていいほど難しくない。

 

関係代名詞の単元でつまずくのって、

実際のところはほとんどが、その前までの単元でのつまずき。

 

語順がしっかりしてない、とかね。

 

だから、関係代名詞の単元は、

それまでの内容がちゃんと身についてるかどうかを測るバロメーターとも言える。

 

 

関係代名詞自体は、とても簡単なルールの下で名詞と文をつなげるだけだから、

きわめて単純なもの。

 

たとえば、「3つの言語を話せる女の子」

 

これは、まず「女の子」のthe girlから始める。「説明は後ろ」が英語の根本原則だからね。

 

その後、「人」の説明だから関係代名詞はwho。

 

そして、「3つの言語を話せる」という文、can speak three languagesを続ける。

 

まとめると、the girl who can speak three languages となる。

 

これだけ。

 

ね? 簡単でしょ?

 

ちなみにwhoの後に続く can speak three languages という文は「主語なし」の文。

このように、「主語なし」や「目的語なし」の文が続くっていうのが、関係代名詞の特徴。

 

 

 

あと、関係代名詞を教えてていつも思うことがある。

 

それは、

 

なんか、関係代名詞を特別扱いしすぎてませんか?

 

ってこと。

 

 

ほとんど(全てかもしれない)の中学校の教科書で、

わざわざ2レッスン分を割いてるし、

 

修飾される名詞にも、わざわざ関係代名詞を使った場合にだけ

「先行詞」という名前を付けている。

 

 

こうやって特別扱いするから、

逆に「関係代名詞って難しいんじゃないか」という

間違った印象を与えてしまってる

 

と、自分は思う。

 

やめた方がいいと思うんだよね。

 

 

あと、平気で「文と文をつなぐ」って書いてる参考書や問題集。

 

これは、絶対にダメ。間違ってるから。

 

もし手元の参考書の説明がこうなってたら、訂正しといてほしい。

 

関係代名詞は、「名詞と文をつなぐ」もの

 

って。

 

 

ここを正しく理解しておかないと、

 

The movie was so interesting that I saw last week.

(先週私が見た映画はとても面白かった。)

 

という間違いを連発してしまう。

 

 

教える方も責任重大だ。