小6の英語クラスは、
今日から「一般動詞の文」に入りました。
ここで、「語順がいかに大事か」をしっかりと知り、
正しく身につけてもらいます。
be動詞の文で語順の話をしても、
あまりピンと来ないからね。
だから今日もホワイトボードにデカデカと、
「語順が本当に大事」と書きました。
語順、つまり単語を並べる順番を間違えると意味が無い。
それはもう、
歯ブラシをする前にうがいをしてしまうのと一緒なくらい、意味が無い。
英語としては、意味不明な、ただの単語の羅列が出来上がる。
だからね、
「~は(主語)」+「~する(動詞)」+「~を(目的語)」
と目立つように書き、
耳に残るように何度も声に出しました。
よくある参考書や塾専用のテキストにも、
「英語の語順は『主語+動詞(+~)』」と目立つように書かれてます。
でも実は、ここに大きな落とし穴があります。
それは何かというと、
「動詞の後の語順の方がよっぽど大事」ということ。
ここを軽く見ると、大きくつまずくことになる。
たとえば、典型的なのが、命令文なのに主語を付けてしまうこと。
そこまで来ると、完全に動詞の後ろの問題になるからね。
ちょっと専門的な話になるけど、
英語の5文型だって、違うのはV(動詞)の後ろでしょ。
もちろん今日の小6の授業ではまだ全然その域には達してなく
動詞の後ろは目的語一語だけなので、
詳しいことには触れていないし触れられないのだけれど、
「本当に大事なのは動詞の後の並び順だよ」ということは
強く力説しておきました。
さて、そんな話を聞いた彼らの反応はというと、
ちゃんと目を見てこちらの話を聞いている。
「なるほど、そうなんだ」という心の声が聞こえてきそう。
うん、とても良い感じ。
君たちはこれから先、間違いなく学力が伸びていく。
それは英語だけに限らない。
だって、ちゃんと人の話を「目で聞く」ことができてるから。
それに、最初はなかなかパターンがつかめなくて、
中には涙目になるくらいに苦労してたパターン練習も、
今日は本当にスラスラ出来てて、
逆にこちらが驚くほど。
ね?最初はつらくて大変でも、
それを乗り越えれば楽になっていくでしょ?
そうやって君たちは、
確実に成長していくのです。