英語学習のとき、皆さんは声に出して読んでますか?
そもそも英語は日本語とは全く違う言葉。
まずもって、使ってる文字が違うからね。
アルファベットの羅列で出来てる英単語。
それを見て読み方が分からなければ、
その先には決して進めない。
だから、読めるってとても重要なことなんです。
で、それを習得するための最短距離が、「音読」。
声に出して読むこと。
恥ずかしいと思っても、それは最初だけだから、
今までやってきてない人は、ぜひ今日から始めてほしい。
別に、ネイティブみたいな綺麗な発音である必要は無いよ。
そもそも使ってる口の筋肉が違うので、
ネイティブ的な発音なんて、日本人には無理だから。
だからそんなことは気にせずに、とにかく声に出して読むこと。
そしてその時に、文字を見ながら読むこと。
そうやって、「文字と音の関係」を体で覚えていくんだ。
この「文字と音の関係」は、専門用語では「フォニックス」と呼ばれてる。
一応、一通りのルールはあるんだけれど、
そんなルールを頭で覚えようとするよりも、
音読を通して身につけてしまった方が、100倍速いし、100倍カンタン。
他にも効果はある。
たとえば、リスニングのとき、
普段から音読をしていると、当たり前だけど英語が聞き取りやすくなる。
それは、文字を見ながら読む練習を積み重ねていることで、
聞こえてきた英語がちゃんと脳内で「言語情報」に変換されやすくなるから。
つまり、意味を持った情報として頭の中に入ってくるということ。
普段から音読をやらされている春アカ生が、
リスニングで苦労している生徒はほとんどいないのは、
このためです。
さらに、音読は目と口と耳を使うことで脳への刺激が多くなり、脳が活性化されるから、
それだけ記憶も定着しやすくなる。
眠気防止にも役に立つ。
これに、「手で書く」が加われば、もう最強。鬼に金棒。
だから計単Do-JOで、「声に出しながらやれ」って言ってるでしょ?
これを普段からちゃんとやっている子は、
例外なく英語が伸びている。
効果は絶大だから、やらない選択肢は、無いよね?