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春日部アカデミーが「英語の音読」にこだわる理由は?

 

こんにちは。春日部アカデミー塾長の福地です。

久々のブログです。約半月も間を空けてしまいました。

この半月間はずっと、2学期中間テストの対策に全集中してました。

そろそろ一段落つく頃なので、結果が出そろったらここでまたお伝えしたいと思います。

ついでに今日は、10/3に行われた北辰テストの結果の返却日。

こちらの方も、結果をここでお伝えするので楽しみにしていてください。

 

 

さて、前置きが長くなってしまいましたが、

今回は「英語の音読指導」についてお伝えしていきたいと思います。

 

春日部アカデミーでは、英語の音読をとても重要視しており、

生徒全員に対して私が直接音読の指導を行っています。

今までも授業中に音読はさせていたのですが、

今年からはディレクターのE講師の助言により、さらにパワーアップした形で音読指導を展開しています。

 

どのような方法で行っているのか気になる方もいると思うので、

メインである中学生でやっている方法を少しだけ紹介しますね。

 

1.まず、題材となる文章を音読

この時に細かいところを注意したり、手本として私が読んだ後に真似して読む(いわゆる「リピーティング」)ことをします。

題材にするのは、基本的には学校の教科書。中3には北辰テストのリスニングを読ませることもあります。

2.シャドーイング

次に、シャドーイングを行います。シャドーイングとは、お手本となる音声を聞きながらそれを真似して後から追いかけるように読んでいく練習法です。これにより、英語独特の音のリズムやイントネーションを身につけることができます。

シャドーイングは2回行い、1回目は文字を見ながら、2回目は文字を見ないで行います。

3.もう一度、文章を音読

最後にもう一度、文章を音読します。一度音読した後にシャドーイングも2回行ってるので、ほとんどの生徒はここでかなり上手に読めるようになってます。

 

このような流れで音読の指導を行ってます。

1回5~10分で週1回の指導ですが、音読力は確実に上がっています。

 

 

さて、英語の音読をここまで重要視してる理由は、

一言で言えば「英語の理解を深めるため」です。音読は英語学習の基本です。

人間の脳は、声に出してスラスラ読めるものはしっかりと理解できますが、そうでないものはなかなか理解ができません。だから音読がとても重要なのです。

実際、音読をさせてみるとその子の英語の理解度がある程度分かります。上手に読める子は英語の理解力が高いです。もちろん成績も良いです。

 

また、リスニングの問題に役立つという、実用的な側面もあります。

一連の音読指導では「文字を見ながら読む」ということをしていきますが、これにより文字と音がちゃんとつながります。これを長く続けていくと、聞こえてきた音が脳内でちゃんと文字化されるようになります。結果、聞き取り能力が上がっていくのです。

 

語彙や表現を覚えるのにも音読は効果的です。

声に出して読んでそれを自分の耳で聞くことは、目で見たり手で書いたりするだけに比べて体のより多くの部分を使うことになります。そうすることで脳がより刺激されるので記憶に残りやすくなるのです。

 

 

「英語4技能」という言葉が世間で騒がれ始めてから久しいですが、

音読はその根幹にあるものです。

冒頭にも書きましたが、今までも積極的に取り入れてきた音読指導を

ディレクターE講師のお陰で今年はさらに飛躍させることができました。

結果的に音読力は今まで以上に上がってますし、

塾生全員がシャドーイングを普通に出来るって、実はスゴイことだと思います。

 

これからも音読指導をさらにブラッシュアップさせていき、

生徒に英語の楽しさを伝えていきながら成績も上げていきたいと思っています。

 

 

 

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忙しくて目が回りそう。猫の手も借りたいくらい。皆さんの周りにそんな人はいませんか?

もしいたら、今回の表現を使って優しく手を差し伸べてあげてはいかがでしょうか。

 

I’ll give you a hand.

(私が手伝ってあげるよ。)

 

直訳すると「あなたに手をあげます(与えます)」となります。日本語では「手を『貸す』」と言いますが、英語では『あげる』というんですね。こういう微妙な違いって面白いなと思います。

ちなみにこの文は、中2で習う「give + 人 + もの」の文型をしています。giveの他にも、send(送る)、tell(伝える)、show(見せる)、lend(貸す)など、「誰かに何かを渡す」というニュアンスのある動詞は同じ文型になります。この点にも注目してくださいね。

 

それでは、次回もお楽しみに!