保護者の皆さんに一つだけお願いしたいのは、
あ、いや、いつも細々と色々とお願いさせてもらってるので、「一つだけ」というのは適切ではないですね、
もとい、
保護者の皆さんに一つだけお願いしたいのは、
子供たちとたくさん会話をしてください
ということ。
子供たちの言葉の世界を広げるのは、「家庭での会話」が一番の土台です。
え? 何を話していいか分からない?
うん、普段からあまり会話をしていないと、そうかもしれないですね。
でも、何でもいいんじゃないですか?
今日あった楽しかったこと、面白かったこと、ムカついたこと。
面白かったドラマやお笑い番組、推し活。
そういう話をして、「で、アナタはどう思う?」みたいに聞いてみたりして。
「別に~」とか言われたら、
「別に、って何よ!💢」って、軽くキレてみたりして。
「オレ(ワタシ)のこと、何も分かってないね」って言われたら、
「だって、何も話してくれないんだから、分かるわけないでしょ!💢」って、言い返してみたりして。
そんな感じで、少しずつ相手から言葉を引き出していきながら、会話を成立させていく。
相手の顔を見ながらね。
こっちが相手の顔を見ながら話してると、
最初はそっぽを向いてた相手も徐々にこちらを向いてくるようになります。
こうやって、家での会話を増やしていって、
「会話が楽しい♪」と子供たちに思わせる。
「ゲームやスマホの動画を見るよりもこっちの方が楽しい♪」って、子供たちに思わせる。
だって、あんなくだらないゲームやスマホ動画に子供たちを奪われるなんて、
悔しくないですか?
しかもヤツらは、子供たちの大切な「前頭葉」をむしばみ、言語力を低下させるんですよ?
家での会話の方が楽しいって、子供たちに思わせてやりましょう。
子どもに文句や説教ばかりたれてないで、
バカな話をして、たくさん笑いましょう。
家ではぜひ、そういう会話を増やしていってほしいです。
その分、文句や説教は、自分たちが引き受けますから。