春日部の塾|春日部アカデミー通信

春日部の塾「春日部アカデミー」塾長福地の何でもブログ

【あらゆる勉強のキホン】「言葉」を知らなきゃどうにもならない。

春日部の塾、春日部アカデミーのブログ「春日部アカデミー通信」へようこそ!

 

 

勉強をするうえで最も重要な知識は何か。

 

 

それは、まちがいなく

 

「言葉の知識」だ。

 

 

 

僕たち人間は、「言葉」を介して新しいことを学ぶ。

 

もちろん、日本人である以上、その言葉は「日本語」。

 

英語を勉強する時でさえ、僕らは「日本語」を使って学んでいく。

 

 

一時、「英語の授業は全て英語で。英語で英語を学ぼう。」なんて考えが広まって、

 

そういう授業を目指そうとした学校や塾も出てきたが、

 

そんなことは到底無理、単なる机上の空論だったと、ここ数年の歴史も証明してる。

 

 

 

とにかく、日本人である以上、日本語で学んでいく。

 

だから、日本語の言葉の知識は絶対に必要不可欠。

 

ここがしっかりしてないと、

 

何をやろうとしても先に進むのは非常に困難をきわめてしまう。

 

 

 

たとえば、

 

今、介護の業界では人手不足が深刻で、外国人を雇う所が増えてきてる。

 

知ってる人もいるかもしれないね。

 

 

しかし、外国人とはいえ介護の仕事をするための資格は必要なので、

 

彼ら彼女らはその試験に合格するために一生懸命勉強に取り組む。

 

 

 

 

しかし、そこには大きな壁が立ちはだかってる。

 

 

そう、言葉がわからないのだ

 

 

言葉の意味がわからないので、教科書を読んだり、誰かに教えてもらったりしたところで、

 

それが何のことなのかを理解することが出来ない。

 

 

だから、まず言葉の勉強から始めないと先に進むことができない。

 

 

 

 

 

なんだ、そんなの、日本人だったら関係ないじゃん、って思った?

 

 

ところが、それがそうでもないのよ。

 

たとえば、

 

 

一朝一夕

 

たちどころに

 

つまはじき

 

一世一代

 

 

これらの言葉の意味を正しく理解し、正しく使うことはできるだろうか。

 

これ、三語短文で出したお題の言葉の一部なんだけど、

 

意外にも正しく使えてない子が多い。

 

 

 

あと、僕が個人的にこの仕事をずっと長くしてる中で、

 

一番衝撃だったのは、もう何年も前の話だけど、

 

「ニュアンス」という言葉が生徒に伝わらなかったこと。

 

 

 

日本語だからって侮れない。

 

「さすがにこれは知ってるでしょ」はキケン。

 

 

全ての基本は「言葉」から。

 

言葉を知らないとどうにもならない。

 

 

 

まずは日本語の語彙を増やしていこう。

 

そのための三語短文だ。