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【英語の文章を理解する】それは日本語の文章理解と同じプロセスをたどっていく

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英語の文章を理解する。

 

 

これは、日本語の文章を理解するのと原理は同じだ。

 

 

だって、僕たちは日本人なんだから。

 

英語を英語で理解するのは、まずもって無理な話。

 

それができるのは、ごく少数の特殊な環境にいる人たちだけだ。

 

 

 

具体的にはどうするか。

 

 

まず最初に、英文をスラリー(スラッシュリーディング)で読み進めていく。

 

 

I play baseball in the park every day.

 

なら、

 

「私は します 野球を 公園で 毎日」

 

というような感じで。

 

 

幸いにも日本語は英語と違って語順のルールはそれほど厳格ではなく、

 

こんな感じで読んでいっても内容は理解できる。

 

ただ、やはり違和感は否定できないので、

 

これに慣れるためにスラリーの練習はしっかりと積み上げておくことが大事だ。

 

一文レベルならまだしも、これがまとまった文章となると、

 

どうしても違和感の方が勝ってしまってスルスルと理解するのがちょっと難しくなる。

 

 

で、英語の知識が必要なのはここまで。

 

ここから先は、日本語の文章を理解するのと全く同じプロセスをたどることになる。

 

 

なんて、もっともらしいことを言ってるけど、日本語だから当たり前か笑

 

 

スラリー形式の日本語ではあるけれど、

 

それを読みながら、頭の中でその情景を思い描いていく。映像化していく。

 

 

僕たちは日本人なんだから、

 

日本語じゃないと正しく情景を思い描けない。映像化できない。

 

 

 

そして、その映像化の源となるのは、「言葉の力」なのだ。

 

単に言葉の「意味」を知っているだけでなく、

 

その言葉が持つ世界観、向こう側にある世界、周辺の知識、

 

それらをどれだけたくさん持ってるかが重要になってくる。

 

それが多ければ多いほど、より素早く、より正確に映像化することができる。

 

その文章が伝えようとしてることを、絵や写真として頭の中に思い浮かべることができる。

 

 

 

だからね、英語の勉強以上に国語、いや「日本語」の勉強が必要なんだよ。

 

 

いや、勉強じゃないな。日々の生活において、日本語の力をしっかりと高めておく。

 

その根幹はきっと家族や身の回りの人たちとの会話なんだろうけど、それだけではない。

 

読書。マンガ。ドラマ。

 

これだって、立派な言語環境だ。

 

 

そういうものを通して、日本語の力を高めていく。

 

それが全ての基本なんだ。

 

 

 

ありがたいことに、春日部アカデミーの生徒たちにもこのことがしっかりと浸透しつつある。

 

北辰テストで読解問題や作文の正答率が高い(満点近い生徒が続出)というのが、

 

それを物語ってくれている。

 

 

 

20241212-2