春日部の塾、春日部アカデミーのブログ「春日部アカデミー通信」へようこそ!
タイトルに「学校選択問題」と入れたけど、
内容的にはこの記事の続き。
数学の超重要単元を↑の記事で書いたけど、
もちろん、他の単元だって重要であることは言うまでもない。
ただ、数学も英語と同じで、
というより、英語よりもさらに顕著に、
基礎基本、土台が重要な教科だ。
数学はどの単元にも、
「そもそも、これってどういうことなのか」的な内容が最初に出てくる。
等式ってどんな性質?
比例ってどういうこと?
変化の割合って?
平方根って何?
みたいなことだ。
ここは、実は軽視しない方が良い。
このあたりの上位校、つまり「学校選択問題」採用校を目指している子は
絶対に軽視してはいけない。
その仕組みが分かってないと解けない問題、
もしくは、解くのに膨大な時間がかかる問題、
というのが出題されるからだ。
そしてもう一つ。
これも、よく陥りがちな失敗パターンなのだけど、
解法をパターンで覚えようとすること。
これは絶対に良くない。やめた方が良い。
なぜか。
いくらパターンを覚えたところで、
入試では未知のパターンが出続ける。
つまり、イタチごっこ。
だったら、パターンを「覚える」のではなく、
「なぜそのパターンになるのかを自分で考え、その仕組みを自分で理解できるようになる」
ことの方が、よほど役に立つし、
学校選択問題レベルで勝つことができるのは、それが出来る子だ。
そしてそのために重要なことは、
紛れもなく、「基礎をしっかりと習得、身につけておくこと」に他ならない。
表面的な部分だけでなく、「なぜそうなるの?」までしっかりと理解しておくことだ。
どんな難問だって、所詮は基礎の組み合わせ。
それが何重にも何重にも絡み合い、一見しただけでは「ワケ分からない」状態になってるので、
難問になる。
その複雑に絡み合った基礎事項を、一つ一つ丁寧に、解きほぐしていく。
その練習、その経験を、時間をかけて数多く積んでいく。
それこそが、真の難問対策。学校選択問題の対策。
決して、解法のパターンを1つでも多く覚えることではないし、
全てを解くほぐせたときの快感は、きっと忘れられないよ。