春日部の塾、春日部アカデミーのブログ「春日部アカデミー通信」へようこそ!
埼玉県公立高校まで、既にあと100日を切っている。
春日部アカデミーでは、この時期から毎日カウントダウン表示をしているが、
これが始まると本当に時の速さを実感する。
今はまだ、十の位が「9」だが、
これが、あっという間に、「8→7→6→5→・・・」と減っていくのだ。
まさに、「一日たりとも無駄に出来ない」。
そんな時期だ。
さて、この時期に中3生がやるべきことは何か。
それは、
1.基礎の再徹底
2.応用問題の経験値を上げる
この2つだ。
どちらか一方に偏ってはいけない。
この2つを、まさに車の両輪のように、バランスよく進めていく。
どちらかに偏り過ぎてしまうと、ちゃんと前に進むことが出来なくなる。
自動車を想像すれば、わかるよね?
基礎に関しては、
「無意識的有能」の状態にまでしっかり引き上げておくこと。
「考えなくても正解が出せる」という状態だ。
そして、少しでも緩い部分があるとそこが原因で本番でのミスにつながってしまうので、
油断をせずに各単元の内容をしっかりと固めておくこと。
応用問題に関しては、
難問ばかりに手を出すのは、むしろ逆効果。
目安としては、
解説を読んでもチンプンカンプンな問題は、
まだその問題を解けるだけの経験値が溜まってない、
もしくは、そもそも基礎がユルユルの状態ということなので、
即刻スルーをするべきだ。
たとえその問題を、やっとの思いで解けたとしても、
本番で解ける可能性は限りなくゼロに近い。
まだ自分の頭と体に染みついていないからだ。
特に、春日部、浦和、大宮、一女をはじめとしたトップ校を目指す子たちに
これはありがちな傾向なのだが、
学校選択問題で大事なことは、
難問が解けることよりも、平易な問題でミスをしないことだ。
そのためには、基礎は決して疎かにしてはいけないし、
応用問題も、自分のレベルに見合ったものから手を付けていく。
そうすることでしか、経験値を正しく積み上げていくことはできない。
もちろん、これは多くの時間を要することである。
だからこそ、一日たりとも、
いや、一分一秒たりとも、無駄には出来ないのだ。