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今回は数学ネタ。
少し前の話だけど、中2の子に「等式変形」を教えてた。
イコールで結ばれてる「等式」ってやつを、色々とわちゃわちゃやって、支持された通りの形に変形していくっていう、あれね。
たとえば、
「3x+2y=5x+8」という等式を、「x=○○」という形に変えろ、というやつ。
なぜか、この単元は結構苦手にしてる子が多い。
中学数学における一つの「鬼門」的な存在になってる感もある。
実際、先日教えた子もなかなかスムーズにいかず苦労してた。
でもね、
実はこの「等式変形」において、新しい事項は何一つない。
全ては、ここに至るまでに学習してきた内容の集合体。
文字式の計算ルールとか、もっと戻って、正負の数の四則演算ルールとか。
だから、この単元でつまずくというのは、その前の内容がしっかり固まっていない、
ということに他ならないんだ。
つまり、基礎からの積み上げが体系的にできていないということ。
逆に、それがしっかりできてれば、若干計算が面倒くさいこともあるけど、
スルスル解けて快感この上ないよ!
そう、英語と同じように数学だって基礎がとても重要。
全ては、中1の最初にやる「正負の数」と「文字式」の計算に行きつく。
だから、ここは本当にしっかりと固めておく必要がある。
あずきバーのようにカチンカチンに固めておかないといけない。
ここが不完全な状態で先に進んでしまうと、本当にわけわからなくなって辛くなるばかり。
でも、ここがしっかりしていれば、
勉強が進めば進むほど楽になってくる。
英語と同じだね。