春日部の塾|春日部アカデミー通信

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【短い説明で伝えきる】人の話と○○は短い方がいい

 

「コスモ」の授業では、一人一人に対しての説明に「極力時間をかけない」ことをモットーとしている。

 

各自に渡してあるテキストや問題集も併用しながら、

 

そこに書かれていないことや、そこに書かれていることをギュッと凝縮したことを

 

短くまとめて生徒に伝えること。

 

 

これに、常に気を配ってる。

 

 

じゃないと、中1~高3まで最大7人、各々が違う内容を進めている生徒を

 

まんべんなく見ることが出来ないからね。

 

 

 

1対7の個別指導。これは実際、なかなかハード。

 

常に全員に等しく目を配ってるから、気を抜く暇なんて一瞬たりとも無いし、

 

終わった後の疲労感はハンパない(笑)

 

 

毎回相当な覚悟と緊張感で臨まないと、確実に授業が破綻。

 

 

生徒が進めてることに関する知識が完璧で、

 

一人ひとりの生徒の学習計画がちゃんと頭の中に入ってて、

 

生徒のことを熟知してちゃんと信頼関係が構築できてないと出来ないワザだよな~って

 

たまに自画自賛もしたりして(笑)

 

 

 

まあ、そんな話はさておき、

 

 

 

極力時間をかけない説明を最大の是とするコスモでも、

 

ここだけはしっかりと念入りに、最高級の丁寧さで説明をするところがある。

 

 

それは、「be動詞と一般動詞の基本語順」のところだ。

 

 

中1であっても、中3であっても、高校生であっても、

 

英語が苦手、英語の成績が一向に上がらないという生徒に対しては、

 

この部分を最も重要視する。

 

 

肯定文、疑問文、否定文の作り方をしっかりと丁寧に伝え、

 

それを何度も繰り返し練習させて完璧にしていく。

 

 

あとは、「不定詞」ぐらいかな。

 

ここも、彼らにとってはちょっと高めのハードルだ。

 

 

けど、ここが完璧にできるようになれば、あとは楽に進められる。

 

場合によっては、こちらの説明など不要なくらいだ。

 

どんどん、どんどん、芋づる式にスムーズに進められていく。

 

時に、そのスムーズさに快感を覚えるほど。

 

オセロの色が一気に変わっていく、あの感覚に近いかもしれない。

 

 

 

ちなみに、丁寧な説明と言っても、ただ時間を長くする、ということではない。

 

他のところに比べて、ほんの少し長いくらい。

 

だいたい5分くらいかな。

 

重要なことを5分以内にまとめて伝える。

 

 

というか、5分の説明って結構長いよ。

 

 

5分を過ぎたくらいから明らかに生徒の表情が変わってくるから、

 

そうなる前に重要なことを全て伝えきること。

 

 

それもまた、教える側にとっては重要なスキルである。