春日部の塾、春日部アカデミーのブログ「春日部アカデミー通信」へようこそ!
恒例になりつつある(いや、僕がしつつある?)三語短文秀逸作品発表会の4回目。
今回はズバ抜けて数が多く、なんと16作品!
もう少し数を絞ろうかとも思ったけれど、せっかくなので全て載せることにした。
こうも立て続けに秀逸作品が出てくると、
「何かあったのか?」と逆に勘ぐりたくなる。
いや、確実に「何か」があったのだろう。
もしかして、ブログで他の子たちの作品を見て学んでる?
だとしたら、それは素晴らしいことだ。
実際、それが出来るかどうかの差はとても大きい。
「他者から学ぶ」
なにも勉強に限った話ではなく、
高い能力を持っている人、または成長速度が速い人は、
ほぼ共通して「他者から学んでいる」。
他者の様子を見て良いところを盗み、
まずは真似してみるところから始めて、徐々に自分の中に馴染ませていく。
その過程で、そこには「自分流」が加味されていき、
結果的に自分の能力が上がっていく。
よく、「学ぶ」という言葉は「真似る」から来ている、という話も聞くが、
まさにその通りなのだ。
もちろん真似るものを間違ってしまっては元も子もないが、
ここに紹介する秀逸作品は、どれも真似する価値のあるものばかり。
いきなりは真似できないかもしれないけれど、ここから学ぶことも多いはずだ。
では紹介していきます!
1.学会で報告した日本の政策をイデオロギーの観点から分析した資料が不適切だったとして、矛先を向けられ追及された。 (お題:イデオロギー、矛先、追及)
2.事件の直後頭のよい警察により真相を早期に解明してくれたお陰で、ヤジウマがよってこなかった。 (お題:直後、早期、真相)
3.手作り弁当には、ぎっしりおかずが詰まっていて美味しい。だからいつも全てたいらげる。だが、昼休みに寝てしまい、頭が上がらなくなった。 (お題:頭が上がらない、たいらげる、ぎっしり)
4.僕のかつての運転は、前の車を追いこす運転だった。だが結局時間は変わらないため、安全運転を心がけるようになった。 (お題:結局、かつて、追いこす)
5.賞味期限切れのご飯を食べた直後、腹痛が続いた。病院で、『菌がいた』と真相を伝えられた。早期に発見できてよかった。 (お題:直後、早期、真相)
6.その絵は悠々自適な人のなれの果てを描いた風刺画だ。 (お題:風刺、悠々自適、なれの果て)
7.悠々自適な生活をした人々の成れの果てを描いた風刺画は現在にいるまで多く残っている。 (お題:風刺、悠々自適、なれの果て)
8.長年赤本は、受験のバイブルとして多くの若者の手に渡ってきた。どんなに闇雲に勉強していても開くであろう赤い表紙は、どうやらいつも受験生を落胆させるようだ。 (お題:闇雲、落胆、バイブル)
9.かつての日本で描かれた風刺画は、小さな頃から悠々自適な生活をするゆとり世代のなれの果てを表現したとして、大きな話題となった。 (お題:風刺、悠々自適、なれの果て)
10.彼が子供部屋無職から自立した礎には、自律的な行動と規範の厳守を指導し続けた母親の存在がある。 (お題:自立、礎、規範)
11.かつてヤンバルクイナが繁殖できたのは、名前の由来にもなった日本固有の島々に生息していたからであるが、アメリカに占有されるようになってからは、持ち込まれた外来種によって絶滅の危機にさらされている。 (お題:繁殖、由来、占有)
12.粗野な部分も隠さずに描かれているリアリズムの絵画を見て、知見を深める。 (お題:知見、粗野、リアリズム)
13.世の中の成れの果てを風刺した小説を読み、現代社会から抜け出して、悠々自適な生活を送りたいと思った。 (お題:風刺、悠々自適、なれの果て)
14.政府の政策の失敗が厳しく追及され保守的なイデオロギーにも怒りの矛先がむかった。 (お題:イデオロギー、矛先、追及)
15.大きな丼にぎっしり入っている海鮮をたいらげて、午後の仕事でミスをしてしまい頭が上がらない。 (お題:頭が上がらない、たいらげる、ぎっしり)
16.早期退職を募集した直後に、全員が希望してきた。真相を解明するべく1人ずつ面談する事になった。 (お題:直後、早期、真相)
今回はここまで!