昨日の中2ステラは、「受動態」の導入。
「~される」や「~された」って意味になる文、言い換えれば、
「やった側」ではなく「やられた側」が主語になる文のことね。
中学英語もここまで来ると、進みが非常に楽になる。
受動態も、ポイントをただ1つ押さえておくだけでOK。
そのポイントは何かというと、
主語 be動詞 過去分詞 (by 人)
「主語は(人によって)~される」
という基本形。
たとえば、
A deer was eaten by the lions.
(鹿がライオンたちに食べられた。)
みたいな感じね。
(ちょっと残酷だけど、野生の世界のリアルな日常だ。)
この基本形はとても重要で、
この先、高校英語の域に入ると受動態の色々なバリエーションが出てくるけど、
それも全て、この基本形に集約される。
それから、動詞の新しい変化形の「過去分詞」というのがここで初登場なので、
その正体をこの段階で表しておく必要がある。
どんな感じにかというと、
「過去分詞」は、「~される」という意味を持つ動詞の変化形。
実はもう一つ隠れた意味があるけど、それはここでは一旦置いておく。
で、「過去」とか名乗ってるけど、実は「過去」の意味は持ってない。
だから、現在か過去かを決めるのは、その前にあるbe動詞。
be動詞の力を借りないといけないのは、進行形のingと一緒。
過去分詞になった時点で、動詞としての機能は奪われちゃってるからね。
あと、形は、規則動詞は過去形と同じで、不規則動詞は動詞によって様々だけど、
過去形と同じものもあるし、原形の形に戻るものもある。
みたいな感じで。
ここまで説明したら、あとはもう説明することはない。
疑問文や否定文も、be動詞を使ってるからbe動詞の文のルールね、の一言で終了。
あとは、受動態の最初に絶対やらされるのが
「能動態(やる側が主語の文)から受動態への言い換え」だけど、
これも、基本形さえ押さえてしまえば、あとは機械的に処理できる。
昨日の中2ステラ生たちも、こちらからの説明は雑談込みで30分程度で、
あとは問題をスラスラ解き進めていってたよ。
これが、基礎がしっかりと固まってる子たちの理解力の速さだ。
さすがに、過去分詞の活用や時制でのミスがいくつかあったけど、
それはこの先のトレーニングで十分にカバー可能。
しばらくの間、受動態をしっかりと頭と体に馴染ませる期間を経て、
それが終われば現在完了。
これで、中2の内容は全て終了だ。
その後に、もう一度中2の内容を最初から復習した後に、
いよいよ中3の内容に入る。