春日部の塾|春日部アカデミー通信

春日部の塾「春日部アカデミー」塾長福地の何でもブログ

【自分の首を絞めてないか?】「忙しくて宿題が出来なかった」だと??

 

今回はちょっと厳しめな内容。

 

 

 

宿題をやって来ない、もしくは少ししかやって来ない。

 

そういう時の理由の常套句が、

 

「忙しかったから」というもの。

 

 

うん、分かる。君たちも何かと忙しいもんね。

 

 

 

でもさ。

 

 

でもだよ?

 

 

 

宿題をする暇が無いほど、何かに追い込まれてる?

 

 

休む間もなく多忙なスケジュール?

 

 

 

A4でたったの6ページ前後の分量。しかも、出されたのは一週間前。

 

 

それすら、やれる時間が取れないって、本当なのか??

 

 

一日20分程度を毎日やれば、普通に終わる分量だと思うんだけどねぇ。。。

 

内容だって、授業で一度は理解できたことの復習で、

 

同じような問題で練習していくだけだし。

 

 

たしかに、宿題はこれだけではなくて他のこともあるけれど、

 

それだって、一日1~2時間を毎日、で十分に足りるだろう。

 

 

 

まさかとは思うけど、スマホやゲームに没頭してる時間なんてのは、無いわけだよね?

 

もしその時間はちゃんと確保できちゃってたとしたら、

 

優先順位が決定的に間違ってるからね。

 

 

 

 

春日部アカデミーには「成績を上げるための3ヵ条」というものがあって、

 

その中の一つに、

 

「宿題は出された日から遅くても2日以内に始める」

 

というのがある。

 

 

2日以内に「終わらせる」ではなく、「始める」

 

 

なせこれを掲げてるかと言うと、

 

 

授業で一度「そうなのか!わかった!」って理解しても、

 

その後それを反復練習によって、頭と体に馴染ませておかないと、

 

つまり「習得」の域に押し上げておかないと、

 

時間が経つにつれて忘れてしまうんだ。

 

 

エビングハウス忘却曲線」なんてものもあって、

 

それによると、

 

人は、新しいことに一度触れて、その後それに一度も触れないでおくと、

 

1日で7割のことを忘れてしまうらしい。

 

 

だから、本当は授業を受けたその日から宿題をやり始めるのが理想なんだけど、

 

色々と考慮して、妥協して「2日以内」としてるわけ。

 

 

おそらくそれ以上経過すると、忘れてることが多すぎて、やるのがしんどくなるだろうから。

 

それは、勉強を嫌いにさせるにはこの上ない好条件だ。

 

 

 

そうならないためにも、

 

宿題は早めに着手して、計画的に毎日進めていく。

 

 

そうやって、次の授業を迎えられれば、達成感だって味わえる。

 

「自分、スゴイ!」って、自分への自信も強まるよ。

 

 

もちろん、一度理解したことが頭と体になじんでる(完全ではないかもしれないけど)から、

 

勉強だって少しずつ楽になっていく。

 

 

 

 

どちらの道を進むかは、あくまでも自分で決めること。

 

宿題を後回しにして、最悪、きちんとやっていけなくても、

 

その時は楽だろう。

 

 

楽な道を進むのか、あえて困難な道を進むのか。

 

 

その選択は、ぜひ慎重に行ってほしい。