春日部の塾、春日部アカデミーのブログ「春日部アカデミー通信」へようこそ!
中学校の数学について2つの記事を書いたから、
https://k-acdm.jp/entry/20241024-2
https://k-acdm.jp/entry/20241024-3
小学校の算数についても触れておこう。
あくまでも僕の個人的な意見だが、
小学校の算数で何が何でも絶対に外してはいけない、
これだけは絶対に習得しておかないと、中学校に入って間違いなくつまずく、
というのは、
+、-、×、÷ の四則演算。
整数の計算はもちろんのこと、
小数と分数の計算も完璧に。
もちろん、他にも重要な単元はたくさんあるが、
これらは中学校に入っても同じ内容を学び直す機会がある。
小学校のうちから身につけておいた方が良いは言うまでもないが、
最悪、中学校に入ってからも学び直せるチャンスがあるのだ。
だから、これらは、
「出来ておいた方が良い」のカテゴリー。
ただ、しいて言うなら、
「単位量当たりの大きさ」の考え方は、
「出来なくてはいけない」のカテゴリーに半分足を突っ込んでいるだろうか。
これが、「速さ」や「割合」の基本となる。
一方、それに対して、小数と分数の計算は、
中学校に入ってから学び直しのチャンスがない。
つまり、小学校の時にちゃんと身につけてないと、
もう二度とチャンスが無いのだ。
特に分数は、出来ないと本当に悲惨な目に遭うし、
小数も、中学校の数学はどちらかというと分数がメインになるけど、
小数の計算が出来ないと理科で手こずることになる。
理科は基本、分数ではなくて小数だからね。
だから、
整数・小数・分数の四則演算は、
「絶対に出来てなくてはいけない」のカテゴリー。
全ては、基本の計算力がしっかりと身についているところから始まるのだ。