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三語短文秀逸作品発表会の9回目。
今回もなかなかの傑作ぞろい。
既に400語以上の言葉、150以上の文を作ってることになるので、
やってるかやっていないかの差は、相当大きく開いてる。
では、早速どうぞ。
皆さんもどうぞ挑戦あれ!
【お題: 猫に小判、ヒント、わざとらしい 】
高級な筆箱を友達にあげた。彼には猫に小判だったようで、わざとらしく喜んでいた。塾で問題のヒントを聞きに行った時にはもう筆箱は変わっていてショックだった。
この問題を解くヒントになるかもと、参考書を弟に渡し、数分後解けてるか確認しに行ったら、わざとらしく参考書をペラペラめくっていた。この参考書は弟にとって、猫に小判だった。
【お題: 歯が立たない、深海、うねうね 】
僕は深海魚の研究がしたかったので、マリアナ海溝へ航海に出た。だが波がうねうねしていて、歯がたたなかった。
深海でうねうねと動く生物を見たいが、素潜りの私じゃ歯が立たない。
【お題: 疾患、痛感、投棄 】
精神疾患がある友人が悪気なく不法投棄をしていたので、疾患の重さを痛感した。
薬品の不法投棄による公害で疾患を抱えている人の人権問題を改めて痛感した。
【お題: 屈託のない、紅潮、宝庫 】
彼女は屈託の無い様子であの街は宝の宝庫だと言ったが、街を間違えたため頬が紅潮した。
屈託のない笑顔を誰彼構わず向ける彼女は、まさに知識の宝庫と言われるほど頭がいい。普段は感情を表に出すことは少ないのだが、みんなから英雄扱いされた時だけは、顔が紅潮するのだった。
屈託のない笑顔で「君は知識の宝庫だ」と褒められ、思わず頬が紅潮した。
【お題: 巧妙、前代未聞、検挙 】
前代未聞の検挙数を上げた彼でもこの事件の犯人の巧妙な手口にはだまされた。
巧妙な手口で前代未聞の総理大臣が被害を受けた詐欺事件は、見事に有能な警部によって犯人が検挙された。
【お題: 一日千秋、推しはかる、敬う 】
みんなから敬われ、いつも慕われている部長は大の女好きだ。部長が新人を一日千秋の思いで待ち始めると、その新人は女性だということが推し量れるのは面白い。
神仏を敬う大切さを教えてくれた彼に会うことを一日千秋の思いで待つ彼女の心を推し量った。
【お題: 口が軽い、ぞっとする、大半 】
世界の大半の人がぞっとすることは、口が軽い人に秘密をばらされてしまうこと。
テストが返ってきた。大半の問題が間違っていてぞっとした。隣の席の人は口が軽いので、その事をクラスメイトに言いふらされた。
(後半へ続く)