とてもありがたいことに、
春日部アカデミーには他塾をやめて転塾してくる方が多い。
しかも、大手の塾さんから。
本当にありがたいことだし、
春日部アカデミーが良いと思って選んでくれたことは、本当に光栄なことだ。
だがしかし、
手放しで喜んでもいられないことがある。
それは、その子が前の塾でさんざん嫌な思いをさせられたせいで、
「塾自体が嫌い」となってしまってるケースがある、ということ。
それだけなら、まだ大きな問題ではない。
所詮、塾は、行かなくて済むなら無理に行かなくてもいいところだから。
けれど問題なのは、
その「塾嫌い」がさらに大きくなって、「勉強が嫌い」に一歩足を踏み入れてしまってる、
という事実。
全員がそうだというわけではないけれど、
そういうケースが少なくない。
しかも、塾業界を代表しているような誰もが名を知る大手塾に通ってた子が
こういうことになるなんて、
それはそれで問題だと思うんだ。
結構大きな問題ね。
それが、「塾」というものに対する社会全体のイメージが悪くなるきっかけになりかねないから。
塾の規模の大小は関係なく、
「塾」である以上、
通ってくれる子たちを等しく全員、責任持って育てていかなくてはいけない。
勉強面だけではなく、他の面も含めてだ。
塾に関わる全ての人間が、常にそういう意識をもって
この仕事に取り組んでいかなくてはいけないと、
強く、心からそう思う。