こんにちは。春日部アカデミー塾長の福地です。
今回は、「定期テストのために勉強の正しいやり方」について書いていきたいと思います。
今もちょうど、期末テストに向けて勉強に一生懸命取り組んでる人もいるでしょう。
そのような方たちのお役に立てたら嬉しいです。
定期テストは基本的に、今まで学習してきた内容がしっかりと身についているかどうかを確かめるテストです。多少の応用問題が出されることもありますが、全く新しいことが出題されることはありません。
従って、ワークなどの問題を解いていて、もし分からない問題があった場合は、あまり長い時間をかけて考えるのではなく、解答や解説を見て正解や解き方を確認し、それをもう一度自分の力で解き直す、という方法でやるのが効果的です。
実はこのような場合、「分からない」のではなく「忘れてる」だけであることがほとんどです。忘れていることを思い出すことに長い時間と労力をかけるのではなく、この方法のように正解や解き方をもう一度確認し、それをちゃんと定着させるためにもう一度解き直す。そうすることで知識が確実に定着し、その積み重ねが入試で大きな力を発揮してくれることになります。
また、このようにすると時間も長くかからないで済むので、浮いた時間を他の教科の勉強に回すこともできます。定期テストの勉強は短い期間に多くの教科をやらないといけないですから、このような工夫も大事です。
もう一つ大事なのは、学校のワークの進め方です。
定期テストの勉強に学校のワークは欠かせません。提出が課されている場合もほとんどです。
しかし、ページ数が多いために、ともすると「終わらせること」に気持ちが向きすぎてしまい、
単なる作業的にワークを進めてしまいがちになることも少なくありません。
これは非常にもったいないことです。
ワークを進めるときも、問題をよく読んで一問一問ていねいに解いていくことが重要です。これはケアレスミスを無くすことにもつながります。どんな問題であってもていねいに解く習慣を日頃からつけておくことが必要なのです。
以上の2つが、私がおすすめする「定期テストに向けた勉強の正しいやり方」です。
勉強に効率を求めることには賛否両論あると思いますが、
定期テストでは(もちろん他のテストでもそうですが)1点でも多く点を取ることが重要ですし、
それが勉強へのモチベーションを上げる一番の起爆剤となります。
そのために、定期テストの勉強はぜひこのようなやり方でやっていただきたいと思います。
今回も前回に引き続き、教科書には出てこない英語の慣用表現を紹介します。
I know you don’t want to, but bite the bullet and finish your homework.
(嫌なのはわかるけど、我慢して宿題を終わらせよう。)
「bite the bullet」は直訳すると「弾丸を噛む」となります。このフレーズは昔の医療風景に由来しています。昔は手術中の激痛に耐えるため、患者が歯の間に弾丸を入れて食いしばる、というようなことがあったようです。そこから、「弾丸を噛む=避けられない事態を我慢して乗り越える」という意味に発展しました。日本語の「歯を食いしばる」と似たようなイメージ表現ですね。
それでは、次回もお楽しみに。