何かを始めようとするとき、
しかも、それを毎日続けていこうとするとき、
100%完璧は目指さなくていい。
いや、目指してはいけない、と言ってもいいかもしれない。
そもそも、何%だなんて関係ない。そんなこと、気にしなくていいよ。
ただ「真剣に取り組むこと」だけに意識を集中させて、手を抜かずに本気で取り組む。
それをずっとずっとずーっと続けていけば、
自然と100%に近づいていくから。
あ、ずっと続けていくって言っても、ただ同じことを繰り返すってことじゃないよ?
やりながら、小さな変化や試行錯誤は取り入れていった方がいい。
じゃないと、つまらなくなって飽きちゃうからね。
たとえば、
今日はこのページを10分で解いてみよう、とか、
昨日は10分で解けたから今日は9分に挑戦しよう、とか、
毎日1ページずつ単語を覚えていってるけど、今日はあえて前のページに戻って、ちゃんと覚えているかチェックしてみよう、とか、
昨日は得意な英語から始めたけど、今日は逆に苦手な数学から始めてみよう、とか。
そんなのをどんどん取り入れていく。
そうしていくうちに、自分にとって最適なやり方が見えてくるよ。
そういう発見も、また面白いものだ。
そして、繰り返しになるけど、
最初から100%完璧は目指さない。
それを目指そうとすると、かえって疲れてしまい、
長続きしなくなる。
これとはちょっと違うかもしれないけど、
自分も昔、大学1年生の時、レポートの課題があって、
やたらとハリキって「すごいモノを作ってやろう」と意気込んで始めたんだけど、
案の定、途中で息切れしてしまい、そのまま提出期限になっても終わらずにアウト。
その授業の成績は、推して知るべし。
なんて苦い経験をしたことがある。
その時の自分に言ってやりたい。
「最初からそんな大作なんて無理なんだよ!」って。
いいのよ、最初は多少ヘボくても。
別に何かのコンテストに出品するわけでもないし、
そのたった1回のクオリティで何かが決まるわけでもない。
そんなことよりもよっぽど大事なのは、
形としてそれを出していくことと、それをずーっと続けていくこと。
明日も明後日も、その次の日もずっと。
だから、そっちに意識を向けよう。
完璧を目指し過ぎてそこで息切れしてしまうのではなく、
明日もそれをやれる余力を、ちゃんと残しておこう。
そして、それをずっと継続していく。
継続こそ力なり、だからね。