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9月の北辰テストの英語平均38点の衝撃が、まだ消え去ってない今日この頃。
実は塾には、「今回のテストの分析データ」というものが毎回送られてくる。
それによると、今回の英語で特に正答率が低かったのは、次の5題だ。
1つ1つ簡単に見ていこう。
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1.大問1(リスニング)・No.7の(2) 正答率:15.8%
やっぱり、そうだったね。正解は「No, he won’t.」だけど、
「but I want to do it by hand.(でも僕はそれを手でやりたいんだ)」のたった1ヶ所を聞き逃してしまうだけで、
話の流れ的に、「Yes, he will.」と答えたくなってしまう。
この場合、キーワードは「but」。強くはっきり読まれる単語ではないけれど、
リスニング慣れをしていれば聞き取れるはず。
普通の文章読解でも同じだけど、「逆接の接続詞の後は要注意」なのだ。
2.大問2・問1のB 正答率:28.1%
むむむ、「information」が書けないか。これはさすがにまずい。危機感を持った方がいい。
本人側も、指導者側も。
3.大問2・問2 正答率:11.8%
「I’m sure」が正解だけど、これもこの正答率はちょっとヤバいんじゃないか?
だって、教科書にもガッツリ、春日部地域で使われている「Sunshine English」では、重要基本文レベルで出てきてる表現だ。
4.大問3・問3 正答率:16.6%
この問題は、まあ想像通りの正答率。もう少し高いかと思ってたけどね。
that節を使って文(SV)の構造を2つ、しかも日本語なしでそれをやるというのは、
文法を正しく身につけ、それを何度も練習しておかないと歯が立たないだろう。
5.大問4・問7 正答率:4.8%
正解は「what would you (like to do)」。特別に難しい表現ではないが、今回断トツの正答率の低さ。
おそらく最大の要因は、「時間に追い詰められて落ち着いて考えられなかった」ということではなかろうか。
超長文の最後の問題。しかも、次にもう1つ問題が控えてる。
この時点で、たとえば残り時間10分を切ってたら、焦りが勝ってしまうだろう。
これを打破するためには、やはり「1つでも多くの文章を読み、十分に読み慣れておく」ことしかないのだ。
だから、春日部アカデミーでは中1の段階から、教科書以外の長文に少しずつ触れさせていっている。
結局のところ、やるべきことを地道にコツコツやり続けていけば、
38点なんて点数を取るはずが無いのだ。
今回、改めて問題を見てみてそう実感した。
中1、中2を緩~く過ごし、中3になってから始めようとするから、このような結果になるのではないだろうか。