【やればやるほど楽になる】体系的な学習とは?

 

体系的な学習。

 

それは、

 

基礎から正しく順を追って、一つ一つのことをしっかりと頭と体に馴染ませながら学習を進めていく、

 

ということだ。

 

 

イメージで言うと、こんな感じ。

つまり、

 

「基礎」の上に「新しいこと」を、ちょこんと乗っけいる。(①)

 

そして、それを日々の練習によってしっかりと頭と体に馴染ませる。つまり「習得」する。

 

正しく習得できれば、新しいことも次に新しいことを学ぶ時の「基礎」となる。

 

 

そして、またその上に「新しいこと」を、ちょこんと乗せる。(②)

 

 

これをずっと繰り返していくと、

 

「基礎」の部分が少しずつ大きくなっていくのがわかるだろう。

 

 

それに対し、新しいことなんて、どこまで勉強が進んでいったって、

 

分量的にはさほど変わらない。

 

 

 

ということは?

 

 

 

そう、

 

 

 

自分が習得している「基礎」に対して、「新しいこと」の比率がどんどん少なくなってくる、

 

ということだ。

 

 

この時、感覚としては、

 

「ああ、これってあの時やったあれと同じじゃん」

 

ということが増えてくる感じになる。

 

 

 

そして、これをさらにずっと続けていくと、いずれはこんな感じになる。

 

こうなってくると、勉強はどんどん自分で進めていけるようになり、

 

自分で進めていけるから、どんどん楽しくなってくる。

 

 

つまり、「ハマる」という状況。

 

 

 

最初はちょっと大変かもしれないけど、

 

その大変な時を乗り越えて、ずっとやり続けていくうちに、

 

知識も、そして経験値も上がっていって、

 

本当に楽々とこなしていけるようになる。

 

 

時に、厄介な敵(=難しい問題)にぶち当たることもあるけれど、

 

それだって、「自分の力で倒せるはずだし、倒したい!」っていう気持ちで挑むことができる。

 

 

まさに、ゲームと一緒だ。

 

 

丹念に時間をかけて、体系的な学習を地道に続けていけば、

 

誰だってこの域に達することはできる。

 

 

なのに、最初から「難しい」とか「面倒くさい」とかって決めつけて、

 

勉強をしない、または後回しにしてしまうなんて、

 

なんてもったいないことなんだろう、っていつも思ってる。

 

 

 

 

そういう、後回しにしがちな人が陥りやすいパターンは、

 

イメージで言うと、こんな感じ

パワポで図形を組み合わせてなんとかこしらえたものだから、ちょっと分かりづらいかもしれないけど、

 

これは何を意味してるかというと、

 

 

基礎を体系的に積み上げてこなかったせいでスッカスカになってるところに、新しいことを積み上げていこうとしてる状態。

 

 

テスト前に焦ってこういうやり方をせざるを得ない状況になってしまうケースも少なくないだろう。

 

 

でも、このやり方は、負担がとてつもなく大きい。

 

だって、基礎がスカスカな状態で新しいことを学ぼうとしても、

 

その前段階の内容が身についてないので、

 

新しいことを理解するのも相当大変だし、それが正しく身につくはずも無いんだ。

 

 

そうなると、それこそ、勉強が「難しくて面倒くさい」ものになってくる。

 

 

 

それって、自分で自分の首を絞めてるよね。

 

勉強が面白くないという方向に、自ら向かっていってしまってるよね。

 

 

それをストップさせて、勉強が「楽しい」と思えるようになるためには、

 

 

そう、

 

 

基礎から体系的に、正しく順を追って、日々やり続けていけばいい。

 

ただ、それだけだ。

 

 

 

ちなみに、基礎がおぼつかない状況で新しいことを積み上げていった先には、

 

どういう状況が待ち受けてるか。

 

 

 

 

 

 

 

 

それは、こういう状況だ。

 

 

 

そう、学力がこの家屋のように崩壊してしまう。

 

 

さすがに少し極論すぎるかもしれないけど、

 

スカスカな基礎の上にどんどん積み重ねていくと、

 

その重さに耐えかねて、全て崩れ落ちてしまう。

 

その中には、自分が多少なりとも積み上げてきた努力も含まれてるかもしれない。

 

それも含めて、もろともだ。

 

 

誰も、こういう状況を望んでる人なんていないよね?

 

 

だったら、やるべきことはただ一つ。

 

 

時間をかけて、基礎から丹念に体系的に積み上げていくこと。

 

 

結局、これがオンリーワンの方法なのよ。