ノートに問題を解くときは、
問題のページ数や問題番号を必ず書くようにしよう。
問題番号は、小問番号だけではなく、大問の番号も忘れずに。
できれば、その日の日付も書いておくと、なお良し。
あと、ノートは前から順番に使う。
教科は、1つの教科につき1冊のノート。
1冊のノートに複数教科をやらないこと。
これらは全て、
自分がどの問題をどこに解いたかを、後から確認しやすくするために必要なことだ。
・・って、これきっと、読む人が読んだら、
「そんなの当たり前じゃん」って思うことかもしれないね。
でも残念ながら、出来てない子も多い、っていうのが正直なところ。
出来ている人はあまり意識してないかもしれないけど、
意外にこういうことが成績に直結するんだ。
だから、ノートを見ればその子がどういう成績かが、だいたい分かる。
科学的な相関関係は、正直わからないんだけれど、
おそらくこれは、
問題に対してどれだけ真剣に、どれだけ丁寧に取り組んでいるのか、ということの表れなんだと思う。
つまり、ノートが雑で、どこにどの問題を解いたんだかサッパリわからないっていうことは、
問題に対してもそういう雑な取り組み方をした、ということの表れ。
その時は、まあそこそこ真剣にやったのかもしれないけど、
解き終わったら、はい、おしまい。そこから先は何もない。
問題を解くこと自体がゴールになってしまってるので、そこから得るものも少ない。
そのうち、勉強が単なる作業と化してくる。
これじゃ、いくらやったって学力が身について成績が伸びるわけ、ないよね。
そうならないために、
ノートの使い方にも注意を払っていこう。
それが、問題への真剣で丁寧な取り組みにもつながっていく。
ついでにもう一つ。
ノートの使い方が雑で整理が出来てない人は、ルーズリーフは使わない方がいい。
ルーズリーフは文字通り、一枚一枚がバラバラになって、
それが使いやすさにもつながるメリットなんだけど、
整理が出来ない人にとっては、それが最大の致命的なデメリットになる。
メリットとデメリットは、時に紙一重なのさ。