【つづりを正しく書く準備】フォニックスの基礎

 

昨日の中1ステラの授業では、

 

フォニックスの基礎を再度復習した。

 

 

期末テストに向けて英単語を書くテストをやらせてみたところ、

 

つづりがボロボロだったことが判明したからだ。

 

 

しかしこれは、

 

今までこのような形で一気にドン!とまとめてこなかったので、

 

こちらにも十分に責任がある。

 

 

彼らには申し訳ないことをしてしまった。

 

 

そこで再度、以下のように一枚の紙にまとめて、

 

それをホワイトボードに書いて、彼らにも自分でノートに書かせた。

 

 

自分の手で書いた方が圧倒的に記憶に残るからね。

 

 

というわけで、こちらがその、一枚にまとめたものです。



 

 

このように、アルファベットは一文字一文字それぞれが特定の音を表している。

 

これが「フォニックス・ルール」というもの。

 

これ以外にも、2文字で1つの音を表すものもあるけど、

 

それはまた別の機会で。

 

 

で、このフォニックス・ルールをしっかりと身につけられれば、

 

多少の例外はあるものの、英単語のほとんどは読むことができる。

 

そもそも、最初に「音」ありきで、それに後付けで文字を当てていったものだから、それは至極当然なこと。

 

あと、「多少の例外がある」というのも、言葉には絶対あることだ。

 

 

それと、おそらくこの表を見て、

 

「何でカタカナ?発音記号は使わないの?」

 

と疑問に思う方もきっといると思うけど、

 

カタカナ表記は「あえて」そうしてる。

 

発音記号なんて日常生活において全く馴染みのないものだし、

 

我々は日本人だから、日本語でなければ「『理解』の領域」に到達できない。

 

だから、あえてカタカナ表記。

 

 

もちろん、カタカナだと正しい発音を表記することは不可能だけど、

 

正しい発音は練習に多くの時間をかけて初めて身についていくものだし、

 

春アカには「オレコ」があるから、そっちにお任せ。

 

 

まず大事なのは、正しい発音よりも「理解」だ。

 

そこから全てが始まる。

 

 

 

昨日、改めてこの表を手にした中1生たちは、

 

その後、いくつかの実例を一緒に確認しながら、

 

たとえば、p-r-o-b-l-e-m → 「プ・ゥル・オ・ブ・ル・エ・ム」 → 「プロブレム」!

 

みたいなことを、みんなで一緒に発音しながらやって、

 

 

その後は、単語のつづり暗記に勤しんだ。

 

 

今までよりも、心なしか生き生きと単語を読みながら取り組んでいたように感じる。

 

そりゃそうだよね、「だからこうやって読むのか!」っていうのが分かりながら読めてるんだから。

 

 

これで、つづり暗記も今までよりもやり易くなるに違いない。

 

 

あと、ついでにつづり暗記のしかたも再指導。

 

まだどうしても、「ただ見るだけ」で覚えようとしてしまう子もチラホラいたけど、

 

つづりを覚えるときは、「目・口・耳・手」の4つの部位を使って、

 

文字通り「身体で」覚えていくんだ。

 

 

詳しいことは、こちらのブログに書いてる通りね。

 

k-acdm.jp

 

 

単語のつづりは、ある程度溜まりが出来てくると、覚えるのが速くなってくる。

 

その域に達すれば、つづりの暗記は苦でもなんでもなくなる。

 

 

日々の努力を積み上げて、早くその域に達してほしい。