仕事において、いやもっと言うと、日々の生活において、
こと、人との関係で「やっちまったな~」ってことがあったとき、
だいたい後になって振り返ってみると、
「謙虚さが足りなかった」と感じることが多い。
やはりどんな時でも、人は謙虚でなくてはならない。
この仕事をしていると、とかく謙虚であることを忘れがちだ。
(いや、もしかしたら自分だけかもしれないが。)
だからこそ、常に謙虚であろうと強く意識はしているが、
つい、熱くなって頭に血が上ったり、思い通りに事が運ばないなんてことがあったりすると、
冷静さが失われて、謙虚であることを忘れてしまう。
その結果、事をさらに悪化させてしまったり、
最悪の場合、相手からの信頼を失うことにもつながりかねない。
学生時代、塾業界に初めてアルバイトとして入った時、
当時の塾長にいつも言われていた。
「この仕事は、年上の人からも「先生」と呼ばれる仕事だ。
だからこそ、常に謙虚でなくてはいけない。
「先生」と呼ばれるからといって、決して図に乗るな。」
と。
言葉の表現は多少違うかもしれないが、内容的にはこういうこと。
この言葉を自分はいつも心に置いてこの仕事をしている。
だけど、どうしても、それをつい忘れてしまい、
それとは真逆なことをしてしまうことも、ある。
50歳はとうに超えたが、自分もまだまだ未熟だ。
実るほど頭を垂れる稲穂かな
このことわざ通り、
これからも、歳を重ねていくごとに、
そして、春日部アカデミーをさらに発展させていく中で、
今以上に「謙虚であること」を強く肝に銘じながら
日々生きていこうと思う。