プライド。
日本語にすると、さしずめ「誇り」や「自尊心」といったところだろうか。
誰もが持っているものだろうし、
真っ当な人生を歩んでいくためには必要なものだと思う。
しかし、時にこの「プライド」が自分の成長を妨げてしまうこともある。
「プライドが邪魔をして」なんていう話もたまに聞くけど、
「自分は出来る」、「自分は大丈夫」という気持ちが、
自分に対しての過信、過大評価につながり、
本当はそうではない自分を素直に受け入れられなくなる。
受け入れたくない、認めたくないという気持ちから、
出来ていないことを、人のせいや環境のせいにする。
そうなってしまうと、もうそれ以上は伸びないよ。
もしかしたら、逆に退化してしまうかもしれない。
だって、人の成長って、ある意味、
「自分はまだ出来てない。自分は不完全。」っていうのを認めるところから始まるからね。
こうなると、そのプライドは「間違ったプライド」ということになる。
そんなものは、自分にとって邪魔になるだけだから、
とっとと捨ててしまった方がいい。
別に、出来ないことは悪いことじゃないよ。
これから真剣に努力すればいいし、だいたいのことはそれでちゃんと出来るようになる。
ただ、きっとめちゃくちゃ大変だし苦労もめちゃくちゃするけどね。
でも、あきらめずに続けていけば、必ず出来るようになる。
むしろ、変な間違ったプライドに囚われて、現実を受け入れずに努力もしない状態を続けている方が、
よっぽど良くないことだ。
昔、実際にその変なプライドに囚われて、大小多くの失敗をしてきたこの福地が言ってるんだから、
間違いないよ。