春日部アカデミーでは、一部の例外を除き、
テキストや問題集への答えの書き込みは一切禁止である。
もちろん、プリント教材でも同じこと。
解答に至るまでの色々なメモ、たとえば途中計算とか、そういうのはバンバン書き込んでいいけど、
最後の答えはノートに書く。そして、ノートに丸付けをする。
問題には、間違えた問題の問題番号に赤で×を付ける。
これは、開校以来10年以上ずっと徹底してきているルールだ。
なぜこのようなルールにしているかというと、
×問題の解き直しの時にとてもやりづらくなるから。
考えたらすぐにわかると思うけど、
問題を解くときにそこに答えが最初から書いてあったら、
やりづらい、というか、解けないよね。
だって、そこにもう正解が書いてあるんだから。
正解を前にして、「さあ解くぞ!」とは、ならんでしょ。
かと言って、そのページをあらかじめ何枚もコピーしておいて、
そこに答えを直接書き込む、っていうのも、
紙がもったいないし、紙の量が無駄に増えて管理がしづらくなる。
だから、答えはノートに書く。そして、ノートに丸付けをする。
でもね、このルール、まだ入塾したての子なんかには浸透させるのが難しい。
事情は分かる。
学校がそれと真逆のやり方でやらせてるんだよね。
副教材のワーク。それを、ワークに直接答えを書き込ませて提出させる。
気持ちは分かる。何十人もの生徒が全員ノートで提出してきたら、チェックするのも一苦労だ。
だけど、せめて、
「1周目はノートにやって、2周目は直接書き込む」みたいなルールにしてくれないかな。
その方が間違いなく勉強の成果が出るのにね。
それって勉強の楽しさにも直結するものだから、
絶対にそのやり方を徹底させた方がいいと思うんだ。