ちょっと歯が浮くような言い方になってしまうけど、
子供たちってやっぱり原石のカタマリだよな、って思う。
まだ顕在化してない能力を隠し持ってるなって、
テストの答案用紙とかを見ると、本当にそう感じることが多い。
自分たちの仕事は、その原石を磨いて彼らの能力を最大限に発揮するお手伝いなのだけれど、
いくら自分たちが頑張って磨こうとしても、
やはり当の本人が全力で真剣に磨こうとしないと、
宝石にはならないよね。
そこは他力本願ではダメなところ。
だって、自分の能力なんだからさ。
原石を磨いて宝石に仕上げるのは、きっと並大抵なことではないだろう。
サッと磨けば瞬時に宝石、なんてことは絶対にないだろうし、時間と労力をたくさんかけて少しずつ磨いていって宝石として仕上げていくんだと思う。
それに、原石だって磨かずに放っておけば、
そのうちただの「石ころ」だ。
時間をかけて自分の中にある原石を宝石にして人生を送るか、
それとも、そこらに転がっている石ころ人生を送るか、
どっちがいい?