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たとえば、目の前に国語の長文問題があるとしよう。
これを10分で解かなくてはいけない。
しかし、実際にやってみたら10分では全然終わらず、
およそ15分かかって、なんとか解けた。
その時に、
「10分で解くなんて出来っこない。無理でしょ。」
と思うか、
「今は15分かかってしまうけど、絶対に10分で解いてやる!」
と思うかで、
その後の成長は全く正反対のものになると言っていい。
もし、「出来っこない、無理だ」と思ったとしたら、
それは「出来る」ということに目が向かなくなるということなので、
出来るようになるための努力をしなくなってしまう。
逆に、もし、「絶対にやってやる!」と思ったとしたら、
そのためにはどうすれば良いのかを考え、
それが出来るようになるための努力を積み上げていくことができる。
その結果、もしかしたら10分は切れなかったかもしれないけど、
15分だったものが12分に短縮できるかもしれない。
そうやって、ちゃんとゴールに近づくことが出来る。
でも、努力をやめてしまったら、ゴールに近づくことはおろか、
もしかしたら遠ざかってしまうかもしれない。
15分で解けてたものが18分とかに伸びてしまうかもしれない。
つまり、「退化」だね。
実は、成績がなかなか伸びてこない生徒を見ていると、
結構このパターン、つまり、
最初から「できない」と自分で勝手に決めつけてる
ってパターンが多い。
そうやって、やることやって自分を磨いていけば本当は出来るのに、
それをやらずに、進化どころか退化してしまう、
その結果、成績が伸びていかない、
という子が、
意外にも多いんだ。
そんな子たちを見ると、もう放っておけないよね。
塾人としての血が騒ぎ、
「絶対に俺が何とかしてやるぞ」って思ってしまう。
「ほらね、出来たでしょ😊」って言って、
一緒に喜び合いたいよね。