今週は保護者面談ウィークだ。
多い日は、一日に5人の保護者様と面談をする。
春日部アカデミーでは、年に3回の定例保護者面談を行う。
2月と6月と10月。
分かる人には分かると思うけど、
それぞれ、春期講習(と次年度)、夏期講習、冬期講習の説明と提案も面談の場で行う。
こう書くと、なんだか講習の提案が目的のようにも聞こえるけど、
決してそんなことはなく、講習の提案は、言ってみれば「ついで」のようなもの。
それよりも重要なことは、
保護者の方のお声を直に聴く、
色々なことをざっくばらんに話してもらう、
ということ。
日頃からメールやLINEで保護者の方とはお話をさせていただいてるけれど、
やはり、対面と非対面では全く違う。大きな差がある。
「目は口ほどに物を言う」という言葉もあるように、保護者の方が考えていることや、抱えている悩みや不安などが、より鮮明に伝わってくる。
まずは、とにかく「話してもらう」だけでも全然違うと思うんだ。
それだけで気持ちがスッキリと晴れて考えが整理できる
ってことも、きっとあるだろうし、
自分のような第三者を間に挟むことによって、冷静に俯瞰的に物事をとらえられる、
ということもあるだろう。
家族、特に子供のことだと、どうしても思いが強くなって、
視野が狭くなったり感情的になったりしてしまうからね。
でもこれは普通のことで、悪いことでも何でもない。
だからこそ、自分のような第三者の存在が必要なんだと思う。
特に受験生の保護者の方に必ず言うのは、
「何か気になることや不安や心配事があったら、どんなに小さなことでも良いので、何でも言ってください。」ということ。
受験生の保護者は絶対に、不安にならないことなんて無いはずで、
けど、それを子供本人にぶつけてしまったら、お互いにとって良くない。
子供だって勉強に集中できなくなるからね。
それに、ぶつける、とまでは行かないまでも、親の不安って子供は敏感に感じ取るから、
そのはけ口は絶対にあった方がいい。
そういう存在であることもまた、塾の重要な役割の一つだと思うんだ。
というわけなので、これをお読みの保護者の皆さんは、
遠慮なんて一切いらないので、何でもぶちまけてください。
「こんなこと相談したら迷惑なのでは?」というお気遣いは、一切不要です。
そういうことが、逆に自分たちもその子のことをさらによく知るきっかけになるので、
まあ、言うなれば、「WIN-WIN」ということです。
よろしくお願いします!