何か物事を進めていくときに、失敗はつきもの。
思い通りにいかないことも、ざらにある。
新しく何かを始めた時は、特にそう。
それに、目指す目標が大きければ、それに比例して失敗も多くなる。
小さな失敗から大きな失敗まで。
何だって、順風満帆に進むことなんて無いから。
だから大切なのは、
その失敗にどう向き合うか、ということ。
その失敗から何を学び取るか、ということ。
もしその失敗で誰かを傷つけたり嫌な思いをさせてしまったら、
ちゃんとその人に、誠意をもって謝ればいい。
時には、その失敗によって「もう、やめてしまいたい」と思うことも、きっとある。
そこで本当にやめてしまう、というのも、
選択肢の一つとしてあるよね。
でも、それはちょっともったいない。
だって今まで一生懸命やってきたんだから。
そんな時は、一度立ち止まって、こう考えてみる。
自分が、何の目的で、これをやろうと選択したのか。
その結果、その目的と手段が間違っていたと思ったのであれば、
そこで初めて「やめる」という選択をすべき。
でも、そうじゃなかったら、
何がいけなかったのか、何が足りなかったのかを、
自分の頭で一生懸命考える。
そして、それを次に生かす。
もしかしたら、自分のことばかり考えて周りへの配慮が足りなかったとか、
始める前の準備や色々な想定が足りなかったとか、
勉強不足なところがあって知識が足りなかったとか、
やるべきことが多すぎて整理できてなかったとか、
それによって肝心なところが抜け落ちてしまってたとか、
とにかく色々頭を使って考えてみる。
というか、これまでのことを思い返してみる。
それでも、どうしてもそれが分からなかったら、
誰かを頼り、誰かに相談するのもアリ。
けど、最後の答えはちゃんと自分で出さないといけないよ。
じゃないと、
またそれで上手くいかなかった時に、
都合よく「人のせい」にしてしまうからね。
自分で考えて、自分の意思で行動する。
そこには必ず失敗はつきものだけど、
それを乗り越えることで人は成長していく。
そういうものだと、自分は思う。