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数学の計算ミスが多い子の特徴。
それは、途中式を書かない、または大幅に省略する、
ということである。
もしくは、ノートの隅っこや空いたスペースに
小さな文字で書く、というパターンもある。
どちらにしても、
それは自分で計算ミスを引き寄せているようなものだ。
簡単な整数の計算ならまだしも、
3ケタ以上の計算
3つ以上の数の計算
四則演算の混合
小数や分数が含まれてる計算
これらの計算を途中式なしで、もしくは粗くて雑な途中式でやるのは、
普通の人ならまず無理だ。
もし出来る人がいるとすれば、
その人はそこに至るまでに相当な訓練を積んでるに違いない。
または、生まれつき特異な才能に恵まれた人か、他の星で産まれた宇宙人か(笑)
いずれにしても、真似してできるものではない。
途中式は、省かず読みやすい文字で書く。
誰だって一度はこう指導されてるはずだ。
しかし、途中式を書くのは、たしかに面倒くさい。
「これくらいだったら頭の中で計算できる」と思うのもわかる。
でも、そのひと手間、その苦労を嫌がって避けて通ると、
かなりの高確率で計算ミスをしてしまう。
だったら、その苦労は「した方が」いいんじゃないかな。
苦労をすれば、それは必ず報われる。
途中式ごときでこんなことを言うのは大げさかもしれないけれど、
本当にそうだからね。
途中式を書く書かないに限った話ではなく、
受験もそうだし、
人生全般にも言えることだと思う。
何かを得たいと思うなら、
それに見合った苦労は必要なのだ。