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たとえば、数学の計算問題の途中式。図形や関数の問題で、問題文の中に書いてある情報。
それだけではない。
英語の長文を読むときのスラッシュ、
国語や英語の長文の中で答えに関係ありそうだと思わしきところへの目印、
そういった、問題を解く際に必要となる情報は、
全て書こう。手を使って、書きまくろう。
書くのって、たぶん「面倒くさい」と思う人がほとんどだよね?
書くのなんて面倒くさいから、頭の中でやっちゃった方が楽だ、って思うよね?
でもね、それは実は大きな勘違い。
しっかりと書いて、目に見える状態になってることと、
書かないで目に見えない状態のままでいることは、
問題を解くときに大きな違いを生む。
「目に見える状態」になってる方が、圧倒的に問題が解きやすくなるんだ。
逆に、書く手間を惜しんで何も目に見えてない状態で問題を解こうとすると、
たぶん途中で脳がオーバーヒートする。
途中でワケが分からなくなってしまう。
そういう経験がある人も、きっと多いんじゃないかな?
一部の例外的な人はいるかもしれないけれど、
一般的に、人間の脳は一度に多くの情報を同時進行で処理することはあまり得意ではない。
だから、問題を解くときに必要な情報を正しく記憶しながら、それを元に問題を解き進めるなんて、
とてもじゃないけど、無理なのよ。無理ゲー。
どこかで必ずバグる。もしくは、思考停止の状態になる。
パソコンがフリーズするのと同じ原理だね。
だから、脳になるべく負担をかけず、「楽に」、そして「正確に」、さらに「素早く」、問題を解きたいのであれば、
必要なことは全て書く!
書いて、目に見える状態にする!
成績なんて、意外とこういう小さな工夫でググーンと上がったりするものさ。