春日部の塾|春日部アカデミー通信

春日部の塾「春日部アカデミー」塾長福地の何でもブログ

【今日の中3ステラ②】あえて「that」を使うのには明確な理由があるのだ。

春日部の塾、春日部アカデミーのブログ「春日部アカデミー通信」へようこそ!

 

 

今日の中3ステラは実はもう一つ、「関係代名詞のthatの特別用法」もやった。

 

こういう場合、関係代名詞は「あえてthat」を使おう、っていう話。

 

 

板書は、こちら。

 

 

 

要するに、先行詞にallやeveryのような「強く限定する言葉」が付いてる場合は、

 

関係代名詞はwhoやwhichではなく、thatにしておこうね、ということ。

 

 

実はこれにはちゃんと理由があって、

 

まず、allやeveryのような「強く限定する言葉」は、それによって先行詞を目立たせるような効果がある。

 

それと同時に、whoやwhichにも同じように、先行詞を目立たせるような効果を持っている。

 

だから、それをダブルで使ってしまうと、前からも後ろからも目立たせることになってしまって、

 

「さすがにちょっとやり過ぎでしょ」ってなるわけ。

 

ということで、

 

「先行詞にallやeveryを付けてたら、後ろの関係代名詞は大人しく、無味無臭のthatを使っとけや」

 

となるわけだ。

 

 

 

英文法のルールには、このような「明確な理由」があるものが多い。

 

それを抜きにして、ただ「覚えよう」というのは、いかにも雑な教え方。

 

 

そこにある「理由」を知ると、理解しやすい。

 

理解しやすければ、その先にも進みやすいのだ。