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今日の中3ステラは実はもう一つ、「関係代名詞のthatの特別用法」もやった。
こういう場合、関係代名詞は「あえてthat」を使おう、っていう話。
板書は、こちら。
要するに、先行詞にallやeveryのような「強く限定する言葉」が付いてる場合は、
関係代名詞はwhoやwhichではなく、thatにしておこうね、ということ。
実はこれにはちゃんと理由があって、
まず、allやeveryのような「強く限定する言葉」は、それによって先行詞を目立たせるような効果がある。
それと同時に、whoやwhichにも同じように、先行詞を目立たせるような効果を持っている。
だから、それをダブルで使ってしまうと、前からも後ろからも目立たせることになってしまって、
「さすがにちょっとやり過ぎでしょ」ってなるわけ。
ということで、
「先行詞にallやeveryを付けてたら、後ろの関係代名詞は大人しく、無味無臭のthatを使っとけや」
となるわけだ。
英文法のルールには、このような「明確な理由」があるものが多い。
それを抜きにして、ただ「覚えよう」というのは、いかにも雑な教え方。
そこにある「理由」を知ると、理解しやすい。
理解しやすければ、その先にも進みやすいのだ。